TC ELECTRONIC/BodyRezのレビュー!ピエゾやマグネットの相性は?

TC ELECTRONIC/BodyRezのレビュー!ピエゾやマグネットの相性は?

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TC ELECTRONIC/BodyRezとは

どんな高級なアコースティック・ギターだとしても、それなりの広さのある会場で演奏する場合は”ピックアップ”で音を増幅しなくてはいけません。最も有名なアコギ用のピックアップは「ピエゾ・シリーズ」です。ギターのブリッジの裏に仕込み振動を拾って増幅させるシステムです。ギターの見た目も変えずに装着でき音も良いと人気がありますが、やはりそこには限界があります。ピックアップを通していない音の方が圧倒的に聞きなれているのですから、ピックアップを通した音に違和感を抱くのは当然のことだと思います。その誰もが感じる違和感を繋ぐだけで払拭してくれる「TC ELECTRONIC BodyRez」は魔法の箱だと思ってもらって良いです。

目次

TC ELECTRONIC/BodyRezのスペック

商品名BodyRez
メーカーTC ELECTRONIC
概要エンハンサー
エフェクトの効き
緩やか
強い
操作
簡単
難しい
音質設定
ザックリ
繊細
汎用性
じゃじゃ馬
何でも
コスパ
低い
高い
おすすめ度
微妙
おすすめ
  • 簡単操作
  • トゥルーバイパス
  • スタジオ・クオリティーのサウンドが手に入る
  • フィードバック制御機能付き
  • ピックアップの違和感を繋ぐだけで払拭

TC ELECTRONIC/BodyRezの音質や特徴

特徴1 コントロール部

■ Body
エフェクトの掛りの深さを調整できます。

特徴2 たったひとつのコントロール

心配になってしまいそうなぐらいのシンプル設計ですが大丈夫です。BodyRezは「エンハンサー」ですので「埋もれた音を持ち上げる」効果があります。ピエゾ・タイプのピックアップに対してのベスト設定がデフォルトで設定されていますので、ツマミで量を調整するだけで良いのです。

特徴3 スイッチ長押しでミュート

フットスイッチを長押しでミュートされますので、ギターの交換時などに便利です。もう一度踏めばミュート解除です。

特徴4 位相反転

アコギはピックアップの種類や会場のモニター環境などにもよりますが、ハウリングが起きてしまいやすい楽器です。よく気が付くオペレーターがついているライブですと、低音におけるフィードバックを防止するための処置”位相反転”を行ってくれて対処してくれますが、簡易的なPAで仲間内で行うライブですとそうもいきません。BodyRezにはこんな時に即座に対処できるようフェイズ・コントロール・モードが搭載されています。設定は簡単でフットスイッチを押しながらパワーサプライ電源を挿せば完了です。このモードに入っている状態ではフットスイッチを踏むたびにLEDが赤と緑に切り替わります。つまり位相が切り替わっているのです。フィードバックが起きそうになったらフットスイッチを踏めば回避できます。

特徴4 USBポート

TCお馴染みのTone Print機能は付いていませんが、BodyRezの仕様にアップデートがありましたら接続してアップグレードできます。

TC ELECTRONIC/BodyRezのデメリット

デメリット1 アダプターのみの電源

筐体が小さいので電池駆動ができません。アコギで弾き語りをしている方は、そんなにエフェクターを繋いでいないでしょうし「BodyRez一発で済ませたい」と思っているのではないでしょうか。複数で行うイベントですとステージの入れ替わりが激しく、できるだけ素早く済ませたいところですが、アダプターのみですのでひと手間かかってしまいます。

ピックアップ別のBodyRezとの相性

BodyRezはピエゾ・タイプのピックアップのためにつくられいますが、他のピックアップも使えないわけではありません。アコギのピックアップは「数種類別構造」のものがありますので、個別に特徴や相性や使い方を書きます。

マグネット【シングル】相性=まあまあ

マグネット型のピックアップはエレキに使われているものと同じ構造です。アコギのホール部分に装着しますが、シングルとハムバッキングの2種類がありそれぞれに特徴があります。

シングルは歯切れが良い透明感のある音が特徴です。繊細なニュアンスを出したい方にはシングルをお勧めします。デメリットとしては「ハウリングしやすい」や「ノイズを拾いやすい」などがありますが、各メーカー改善に取り組んでおり、質の良い物もたくさん販売されています。ピックアップの特徴として「高域が強い」ので、BodyRezを繋ぐ場合はツマミはゼロでも良いぐらいです。あまり上げすぎないようにするのがポイントですね。

マグネット【ハムバッキング】相性=普通

ハムバッキングは音が太く温かみのあるサウンドでノイズやハウリングにも強いところが特徴です。デメリットもないようですが、アコギに音の太さや歪みを求める方も少ない気がいたします。BodyRezを繋ぐ場合はツマミは半分ぐらいで良い感じだと思います。

ピエゾ 相性=良い

ピエゾ・タイプには「インブリッジ」と「コンタクト」の2種類があります。インブリッジはサドルとブリッジの間に挟み込むタイプで穴あけ加工が必要です。コンタクトはボディのどこかに貼り付けるタイプです。加工は必要はありませんが見た目が変わるのと貼る位置やテープの素材などで音が変わってしまいます。音が安定しているのは「インブリッジ」タイプの方ですね。

BodyRezはピエゾ・タイプのピックアップのために作られていますので問題なく使えます。ですが、コンタクト・タイプは音の線が細いですのでツマミは上げすぎない方が良いようです。

TC ELECTRONIC/BodyRezの使い方や音作りのコツ

使い方1 空間系との併用は必須

BodyRezで音を作ったあとは「空間系」のエフェクターをかけてください。最近では簡易PAにもリバーブがついていたりしますので、持っていない場合は代用品でも良いですので併用しましょう。アコギでライブをやる場合は空間系「特にリバーブ」は必須項目としておいて良いでしょう。

使い方2 たったひとつのコントロール・ノブの効果と設定

ノブが無造作にひとつだけついている様に見えなくもないBodyRezですが、その効きはといいますと
▪ オンにしただけで少し音が太くなる。
▪ 半分ぐらいで「ドンシャリ」になって抜けがよくなるように感じる
▪ ツマミ3時ぐらいで「ドンシャリ」感が増して音が細くなったように感じる
▪ フルは変化がありすぎて使えそうな音ではない。
ギターやピックアップにもよりますが9時~1時あたりで探るのがよさそうです。

TC ELECTRONIC/BodyRezと似ている機材と比較

BOSS AD-2との比較

同価格帯で似たような効果が得られるエフェクターに「BOSS AD-2」があります。ツマミは3つありますがトーンを変えたりレベルを調整するものではありません。したがって、操作は表のツマミで出来ますがBodyRezと機能は似ています。AD-2にあってBodyRezにない物は「内蔵リバーブ」ですが、薄い残響音という感じで”オマケ”程度に考えていた方がよいです。薄目で使わないと”わざとらしさ”が出てしまいますので調整して使いますが、ツマミで細かい設定ができる分、逆に迷いを生んでしまい操作には慣れが必要です。

TC ELECTRONIC/BodyRezを実際に使った感想

ピエゾの出音は素直すぎて平面的になります。優れたオペレーターの方が付いている現場では何も言わなくてもPAからの出音は加工してくださいますが、いつもそんな環境でライブ出来ないのが現実です。「何とかならないのか」と音の心配をしながらのライブは集中できず悪い結果で終わるのが常です。過去にもピエゾ対策のエフェクターはありましたが、高価で多機能と手にする機会もありませんでしたが、一万円ぐらいで入手できるBodyRezはお試し感覚でも買えますよね。使ってみて「なんだこの音は」となる方はいらっしゃらないと思いますし、特に「弾き語りアーティスト」でライブ会場のサイズが大中小と目まぐるしく変わる方は持っていて損はないエフェクターだと思います。

TC ELECTRONIC/BodyRezはこんな人におすすめ

■ ピエゾ臭さに悩んでいる。
■ 活動のメインが小さなバーなどでの弾き語り。
■ 宅録でアコギを良い音で録りたい。

もうアコギはピックアップありきでサウンド・メイクしていくのが当たり前になってしまいました。良質のコンデンサー・マイクを使い、良いPAセットを組んで知識の豊富なオペレーターを雇ってと、アコースティックの生音にこだわればこだわるほど非現実的になっていきます。

各メーカーから内蔵ピックアップ付きの「アコギ」が発売され、大音量のロック・バンドのライブでもアコースティック・ギターが使われるようになりました。簡単にアコースティック・サウンドが出せる反面、最高のピックアップと呼ばれている「ピエゾ」でさえも満足する音が常に出るわけではありませんでした。

ですが、もう大丈夫です。BodyRezは繋ぐだけで良い音が出る魔法の箱ですので、今までの悩みを一瞬で吹き飛ばしてくれるのです。

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