BOSS/CP-1Xコンプレッサーのレビューとセッティング!アコギとの相性もGOOD

CP-1Xとは?

次々と素晴らしいデジタルエフェクターを発表しているBOSSのXシリーズですが、今回ご紹介いたしますのは、コンパクトサイズにインジゲーターを付け、スタジオで使われるマルチバンドコンプレッサーのクオリティを実現した、最新作のコンプレッサー「CP-1X」です。

スタジオでのレコーディングの時などには、必ずお世話になっておりますラック式のコンプレッサーですが、その調整はプロフェッショナルな技術が必要とされます。CP-1Xはラック式のコンプレッサーをイメージして製作されましたが、たった4つのノブで簡単に最高な音を作りだせるエフェクターとなっています。

もうちょい安価なBOSSのコンプ

目次

BOSS/CP-1Xの音質や特徴、ココがすごいなど

コンプレッサーの効果のイメージとして「音の粒を整えてくれる」という大まかな認識がありますが、その効果にはノイズや音の変化の不自然さが付きまとい、嫌いな方にはとことん敬遠されていました。しかしCP-1XはBOSSの新技術「MDP」の採用により、MXRのDynacompに代表される、いかにも「コンプレッサー使ってますね」の様なイメージは消え失せ、弾き手のニュアンスを最速の処理能力で整え自然に出力してくれるのです。

コントロール部

LEVEL 音量を調整できます。

ATTACK コンプレッションが効くタイミングを調整できます。

RATIO どの程度コンプレッサーを効かすかを調整できます。

COMP コンプレッションのかかり始めるレベルを調整できます。

MDP(Multi-Dimensional Processing)システム

BOSSの信号処理新技術「MDP」は入力された信号を瞬時に解析して処理をし、アナログでは得られ無かった最適なコンプレッションを生み出してくれます。このシステムのおかげで、デジタル臭さが無くコンプレッサーには付きものと言われていたノイズの軽減に成功しています。

内部で18Vに昇圧

9Vで動くのですが内部で18Vに昇圧され駆動します。これにより、入力ゲインに幅のある、アクティブピックアップの付いたギターや、7弦ギターにも対応できる使用になっています。

ゲイン・リダクション・インジゲーター

ラック式のエフェクターには付いているインジゲーターですが、コンパクトエフェクターに付いているのは珍しいです。目視しながらのセッティングは、スピーディーに正確に事を進めてくれます。

BOSS/CP-1Xのデメリット

コンプ臭い音が出ない

出音が自然すぎて、往年のコンプサウンドの「パコパコ」した音が出にくという欠点があります。ですが、ある程度は作り込めますし、個人的には十分かと思うサウンドです。極端なセッティングを好む方は兄弟機のCS-3をお勧めいたします。

お値段が・・・

「BOSSのエフェクターは高くても一万円でしょ」と私の中にも何故か根付いてしまっている固定観念があります。しかし、CP-1Xは新技術を搭載しての高クオリティ品ですし、他のデジタルラインナップ達も、それなりのお値段設定となっています。これからのBOSSの一つ上の商品は、少し高価格というのが当たり前になっていくのでしょう。

BOSSのバッファ

BOSSのエフェクターに取り付けられてるバッファ機能ですが、このためにスルー時の音が変わると言われています。たしかに、今までの機種はそのようにも思えましたが、Xシリーズのデジタル機種では、ほとんど感じられないように思います。もはやBOSSのエフェクターのデメリットでは無いように感じます。

BOSS/CP-1Xの使い方やアレンジ方法、セッティング例、つなぎ方、音作りのコツ

全体のマスタリングとして

ツマミはほぼフラットで一番最初に繋ぎ、他のエフェクターの音をまとめるマスタリングエフェクトとして使うのが、CP-1Xの機能を最も生かせると思います。製作者側もレコーディングなどで最後にかけるマスターコンプの様に使って欲しくて、自然なかかりにして、いかにもコンプレッサーみたいな音を省いたものと思われます。

ブースター的な使用

LEVELを上げ気味にして歪みエフェクターの後に繋ぎブースターとしての使用もお勧めです。単に音量を上げるだけでなく、音にハリと艶を与えサスティーンまで付けてくれますので、ソロの時にオンで弾くというのが、ギタリストには効果が分かりやすく使いやすいかもしれません。

アコースティック・ギターでの使用

アコギでの使用も相性が良いです。従来のコンプレッサーはやはりノイズが気になり、ほぼクリーントーンで使うアコースティック・ギターでの使用は敬遠してきましたが、CP-1Xの低ノイズ設計と自然な出音は、アコギに艶とサスティーンを与えてくれ、まるでコーラスがかかってるような豊かな音になります。

BOSS/CP-1Xと酷似している同価格帯の機材と比較した場合の感想

お値段も使用もよく似ている機種にMXRの「M76 Studio Compressor」があります。インジゲーターも付いていて、こちらもラック式のコンプレッサーをコンパクト化したイメージで製作されたようです。変わっているところとしては、このコンプレッサーにはスッレショルドのツマミがありません。コンプの調整でスッレショルドは重要ですが「インップトのレベルで固定されたスッレショルド値に上げていく」という理由で省かれたそうです。ちょっとコツがいりそうなコンプですが、あの名機「Dynacomp」を開発したメーカーの最新機種ですから、とても気になりますよね。

BOSS/CP-1Xを実際に使った感想

繋いでツマミはフラットで良い音が出てしまいますので、この機種の自然なコンプレッション感の無さをアピールする使い方が気に入っています。クリーントーンでの単音弾きに太く明瞭な音を追加してくれますので、そんなフレーズを盛り込んだ曲が作りたくなります。歪みエフェクターと絡ませても自己主張をすることなく、歪みエフェクターを一段階アップしてくれるイメージです。

BOSS/CP-1Xはこんな人におすすめ

クリーントーンでも伸びやかなサスティーンが欲しい。

スライド・プレイの時に音が途切れてしまう。

アルペジオが苦手なので音の粒を揃えたい。

エレアコに付いているピックアップの音がイマイチだ。

ファンク調の曲のカッティングが好きなギタリストみたいにならない。

この様な事でお悩みの方にはCP-1Xをお勧めいたします。デジタルの利点である低ノイズと高いエフェクト効果は維持しながら、出音の不自然は解消してしまった新技術「MDP」の凄まじい効果を体感して、プレイスタイルを豊かなものにして欲しいです。

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