ギターの弦が切れる原因と切れにくくする対策!下手な証拠?怪我をしないために

ギターの弦が切れる原因と切れにくくする対策!下手な証拠?怪我をしないために

ギターの演奏でこのような悩みは、ありませんか。

  • 演奏中や練習中に頻繁に弦が切れてしまう
  • 最近、弦を新品に変えたばかりなのに、すぐ弦が切れてしまった
  • 頻繁に、弦が切れてばかりで弦を買う費用がかさむ

ギター弦は、基本的には、消耗品です。絶対、ギターの弦が切れないということは、あり得ません。

しかしながら、ギターの弦が切れる原因によっては、ギターの弦を切れにくくすることは可能です。

ギター弦が切れたのは、チューニング時なのか、演奏時なのか、どのような状態でギター弦が切れたのかを知ることです。

  • ギター弦が切れやすいギターの弾き方をしている
  • ギターのセッティング状態がギター弦を切れやすくしている

この記事では、過去、ギター製作の専門学校を卒業し、楽器店で5年販売経験のある私が、ギター弦が切れる原因とギター弦が切れにくくする対策について解説しております。

記事を読むことでギター弦を交換する手間や弦の費用が抑えられます。また、ギター弦が切れにくい方法を知ることができます。

目次

ギターの弦が切れやすい原因1 演奏の仕方

激しく高速でピッキングする

ピッキングを激しくすることで弦を切ってしまうことは、珍しくありません。

高速でピッキングをしても、弦を切らないプレイヤーは多く存在します。

弦をピッキングする際に、弦に必要以上に無理な力が加わると、弦は切れやすくなります。

高速ピッキングしているときに弦が切れてしまう人は、右手首の使い方が原因かもしれません。

チョーキングを頻繁にする

チョーキングで必要以上に指先に力を入れすぎて切れてしまっていることが考えられます。

チョーキングとは、演奏表現のひとつで弦を持ち上げて音程を上げるギターの奏法のひとつです。

チョーキングは、さまざまなジャンルで使われており、ブルースを演奏するためには、必須の奏法です。

演奏している曲でチョーキングの弾き方が原因で、ギター弦が切れやすくなってしまうこともあります。

力任せに弾いている

特にまだテクニックが上達していない下手な状態の初心者さんにありがちなのですが、ギターを弾くことに一生懸命で上手に力を抜けないことがあります。

ギターを弾くときに力は必要ありません。

力任せに弾くとギターの弦が切れやすい原因となります。

ギターの弦が切れやすい原因2 ギターのセッティング状態

弦のチューニング

新品の弦をそのままペグに巻き付け、チューニングをすると弦が切れてしまう可能性が高いです。

なぜなら、新品の弦は、円状に巻き付けてパッケージされてあるため、弦自体が巻き付けてある状態に戻りたがろうとします。そこで無理に力が加わり弦が切れてしまいます。

特にギター弦は、1弦と2弦が細いため切れやすいです。

弦が切れやすいは、新品の弦をそのまま巻き付け、チューニングした時です。

ギター弦の新品開封時は、基本円状に巻いてあります。

そこで、いきなり弦をペグに巻き付けると、ギター弦は、円状に巻いてあった状態に戻りたがろうします。

開封したばかりの新品のギター弦は、張力が不安定です。

金属パーツ部分のバリ

ペグの弦を通す穴やブリッジのと弦が接触する部分のバリが原因で弦が切れてやすくなることがあります。

しかし、このパターンは稀です。なぜなら、ほとんどのギターは製作後、検品という作業工程で、ギターパーツのバリ取り確認は行うからです。

一万円クラスの超安価なギターであれば、検品の工程を簡素化して、仕上げが雑なギターが販売されている場合もあります。

弦の消耗

ギターの演奏時間によっても弦の消耗の仕方は異なります。

毎日、3時間ギターを弾く人と週に1時間ギターを弾く人とでは、弦の消耗の仕方も違いますよね。

弦を張りかえる目安は、基本的には1ヶ月に一度といわれています。

しかし、現実、私が楽器店で販売接客していた時の感覚としては、音楽活動で生計を立てている人やバンド活動を積極的にしている人以外は、頻繫に弦を交換することありませんでした。

一般的に、弦の見た目で交換している人が多いです。

また、弦をいつ張り替えたか、覚えていないのであれば、弦はいつ切れても不思議ではありません。

フレットと弦の設置面

フレットと弦が設置する箇所で弦が切れます。

フレットの理想の形は半円型ですが、演奏をしていくことで、フレット自体が消耗します。次第にフレットに角ができ、弦を押さえたときやチョーキング奏法などの際に、フレットに擦れて弦が切れます。

ギターの弦が切れにくくする方法

基本の演奏の仕方をふりかえる

どんな奏法においても、ギターが上達すると、良くも悪くもプレイヤーにクセが出ます。

プレイヤーのクセによって弦が切れやすい状態になっていてもおかしくありません。

動画や教則本などをみて基本のピッキングやチョーキングのやり方を確認してみましょう。

フォームに関しては、それぞれあるかと思いますので、深掘りしません。

ここでは、ギターの弦が切れにくくすることを焦点にしてポイントを解説します。

  • 高速でのピッキングには手首のスナップが重要
  • 手首のスナップを滑らかに使い、速さを意識してピッキング
  • チョーキングするときは、ドアノブをひねるような感覚で力を入れすぎない

ギターの適切なセッティングをする

ギター弦が切れにくい状態にするためには、ひと手間かけて、ギターをメンテナンスすれば、切れにくくすることが可能です。

しっかりとメンテナンス作業を行うことで、弦が切れにくいギターに仕上げるだけでなく、演奏のパフォーマンスをベストの状態にしてくれます。

その一方で、ギターのメンテナンスの時間を費やすくらいなら、ギターの演奏時間に充てたいと思う方がいるかと思います。

しかし、弦が頻繁に切れる状態になっているギターは、演奏しても弦がすぐ切れてしまうため、使い物になりません。

ギター弦が切れやすい原因が、ギターの状態によるものだと知り、しっかりとメンテナンスすれば弦が切れることに悩まずにすみます。

  • 確認する箇所
  1. 弦を通すペグ穴やブリッジなどの弦と接しているパーツのバリの有無
  2. 弦自体の光沢の有無やサビ
  3. フレットに角や溝の有無
  4. 新品のギター弦を、そのまま張っていないか
  • 対策方法
  • 金属のバリをやすりを使って取り除く
  • 弦を新品に交換し、弦を張るときはしっかりと伸ばして弦を張る
  • フレットの角や溝があるならフレットのすり合わせをする

ギターの弦が切れる時の疑問

ギター弦が切れて怪我をしないようにするのは?

  • ギター弦が切れて怪我をするシーンとしては
  • 夢中になってギター弦を勢いよくピッキングしていた時
  • チョーキングや高速ピッキングをしていた時
  • ギター弦を新品の弦に交換し、チューニングしている時
  • 古い弦を処分する時
  • 対策方法
  • あまり顔をギターに近づけすぎないこと
  • 一気にペグを回さないように音を確認しながら、チューニングする
  • 古い弦や余り弦は輪っかにして小さくして処分する

ギター弦が切れて手を怪我してしまうのは、切れた弦の先端部分が、目や顔を突いてケガするパターンです。

一気にペグを回すと、弦が伸びようとしているときに、さらに弦に力が加わり突然、切れて怪我する恐れがあります。

「ピキン」と音が頻繫に出る時も注意が必要です。

この音は、弦が引っ張られているときの音で、弦が伸びているときに出る音です。

弦が切れて一番怖い怪我は、弦の切れた先端が目を突き、最悪の場合、失明した時です。

演奏に夢中になりすぎて顔をギターに近づけすぎないように注意しましょう。

安いギターの弦は切れやすい?

安いギター弦というのは、1~6弦の1セットで300円程度で販売している弦です。

安いギター弦は、大量生産されていて検品作業も雑なため、弦が切れやすいです。

また、安いギター弦は、ハズレの弦すなわち張った時点ですぐに切れるような使いものにならない弦も存在します。

購入する弦は、安いだけを理由に購入しないようにしましょう。下手すると張ってから、すぐに弦が切れてしまう可能性があります。

高音のギター弦が切れやすい理由は?

ここでの高音のギター弦とは、1~3弦の細い弦を指します。(3弦はアコギの弦とエレキギターの弦で種類が異なる)

高音の弦が切れやすい理由として以下のことがあげられます。

  • 弦のチューニングの時にペグを回し過ぎる(特にギター初心者にあるある)
  • 高音の弦は、他の4~6弦に比べても柔らかくて細い弦であるため
  • 高音弦を鳴らす演奏だと、高音の弦を使う頻度が集中しやすい
  • チョーキングなども高音の弦を使うため

アコギの弦は切れやすい?

アコギの弦は3弦が特に切れやすいです。

アコギの弦に使用されている3弦は、芯線に弦が巻いてある巻き弦という構造で作られています。。

アコギの弦は3弦が特に切れやすい理由は、3弦の芯線の太さが2弦の芯線よりも細いからです。

特に3弦は、一番張力がかかります。

対策としては、まずギターの弦の張るときは、弦をしっかりと手で弦を伸ばして張るように心掛け、弦を張った後もチューニングが安定するまで、こまめにチューニングしましょう。

切れにくいギターの弦の種類や張り方

ステンレス素材の弦を選ぶ

ニッケルの素材よりも金属の配合割合が高いため硬い、ギター弦は切れにくくなります。

ただし硬すぎと弾きにくくなってしまう恐れがあります。

ヘビィゲージ0.012~0.0054で弦を張る

弦のゲージを太くすることで物理的には丈夫になります。しかし、弦のゲージを太くするのであれば、弦のナット溝を弦のゲージにあわせて削る作業やフレットのすり合わせが必要です。

なぜなら、弦のゲージを太くすることで、弦がフレットにあたってしまいビビりが生じる可能性があるからです。、

その他にも、ナットの溝が弦とあわずに隙間ができて、ビビるといった問題も考えられます。

音質や弾きやすさに影響するため、弦のゲージを変えるよりも、ギターの演奏の仕方やギターと弦が触れるパーツのメンテナンスに目を向けたほうが良いでしょう。

ギターのネックに負担がかからないような順序で弦を張っていく

弦を張る順序を考慮しないでギターの弦を張ると、ギターのネックの一箇所に負担がかかります。

ギターのネックに負担がかかると、ネックのねじれて弦にかかる張力のバランスを崩してしまい、ギター弦が切れやすくなります。

ギターのネックに負担がかからないような順序としては、「6弦→1弦→5弦→2弦→4弦→3弦」と外側から内側にかけてギター弦を張るとネックに負担がかかりにくくなり、ねじれを予防できます。

【番外編】弦の寿命を延ばすならコーテイング弦がオススメ

コーテイング弦は、名前の通り弦にコーテイングが施されいる弦です。

コーティング弦は、弦に薄い膜をコーティングすることで、ギターを演奏した時の指先の汗や脂の付着を軽減し、弦の酸化を防ぐ役割をします。

代表的なコーテイング弦として、エリクサーがあります。その他にもダダリオやアーニーボールにもコーテイング弦がラインナップされています。

コーテイング弦は、4~6弦の巻き弦に、コーティングが施されており、1~3弦には合金が採用されています。(エリクサーの場合)

ダダリオのコーティング弦(商品名XT)は1~6弦、全てコーティングが施されています。

コーテイング弦のメリット

  • ノーマル弦に比べて弦の寿命が長い
  • 弦交換する頻度はノーマル弦よりも少ない

弦の交換が面倒だと考える人には、オススメです。

コーティング弦のデメリット

  • 通常の弦の価格よりも高価
  • 弦の弾き心地がツルツルしている

音質にも人それぞれ好みがごさいますが、コーティング弦に替えることで音質が苦手な人においてはデメリットになりえます。

個人的には、弦交換の頻度を減らしたいし、弦の音質にも不満はないため、私の愛用ギターには、エリクサーの弦を使用しています。

そもそも切れにくい弦は存在しない?

ギター弦は、基本的には、消耗品です。当然ながら、使用していけば、ギター弦は、劣化していきます。

問題は新品の弦が、直ぐに切れてしまう場合です。

新品の弦が直ぐに切れてしまう場合は、ギター演奏の仕方やギターの状態を見直すことです。

現実的には、切れにくいようなギター弦を探すより、演奏の仕方やギターの状態を見直すほうが、楽で簡単に効果は出やすいです。

またデメリットとして、ギター弦の切れにくい弦に変えることで、弾き心地が悪くなったり、弦のゲージが変わることでナット溝を削るといった技術レベルが要求されるメンテが必要になります。

ギター弦で切れにくい弦というものは、存在しません。消耗品なので劣化します。使用していけば、弦の寿命は短くなります。

弦の寿命を延ばすために演奏後、ギター弦をクロスで乾拭きするといった日々の小さな手入れを行うことが地味にシンプルですが、大切です。

まとめ

ギター弦は、基本的には、消耗品です。当然ながら、使用していけば、ギター弦は、劣化していきます。

したがって、ギターの弦が絶対に切れない方法は残念ながらありません。

しかし、ある状態の時に、決まってギターの弦が切れてしまうのであれば、対策することは可能です。

ギター弦が切れる原因(まとめ)

  • 新品の弦のチューニング時、そのまま弦を張ると切れやすい
  • ペグを通す穴やブリッジの溝に金属のバリの有無を確認
  • ギター弦を張ってからの時期が長くないか
  • 高速ピッキングやチョーキングの弾き方は、弦が切れやすい

ギター弦を切れにくくする(まとめ)

  • ギターの弾き方の基本を動画や教則本などで学習し、自分の演奏に取り入れる
  • 新品の弦は開封後、弦全体をしっかりと引っ張り伸ばしてから弦を張る
  • サンドペーパやニッパーで金属のバリを取り除き、ギター弦とパーツの接する部分の面取りを行う
  • 弦をしばらく変えていないのであれば、新品の弦に替える

万全なギターの状態にしていても切れてしまう場合もあるので、予備は持っておいたほうが良いでしょう。

ギターの弦が切れる時の疑問(まとめ)

弦が切れて怪我をしないようにするのは?

チョーキングや高速ピッキングの時にギター弦を切ってしまうなら、基本の演奏の仕方をふりかえり、その演奏法で試してみることです。

チューニング時にギター弦を切ってしまうなら、顔を弦やギターに近づけすぎずに、ペグを一気に巻かないことです。

安いギターの弦は切れやすい?

大量生産で、検品作業も雑なものもあるため、安い弦は切れやすいものもあります。(全てではありませんが)

安すぎる弦は購入しないほうがよいです。

高音の弦のギター弦が切れやすい?

高音の弦は、柔らかくて細い弦であるため切れやすいです。高音の弦は切れるものだとして1~3弦は予備としていくつか常備しておきましょう。特にチューニング時は、初心者は、よく切ってしまいます。

アコギの弦は切れやすい?

アコギの弦は3弦が切れやすいです。アコギの弦は3弦が巻き弦です。しかも、アコギの3弦は芯線が2弦よりも細いです。

新品の弦に替える時は、弦をしっかりと手で引っ張り、伸ばして弦を張るようにしましょう。

ギターの弦が切れる原因と切れにくくする対策!下手な証拠?怪我をしないために

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