マイケルシェンカーの使用ギター機材と音作り!エフェクターからピックまで解説

この記事ではマイケルシェンカーが使用しているギター機材を解説。エフェクターからアンプピックまで徹底解説。

またマイケルシェンカー音作りも合わせて解説しています。

目次

マイケルシェンカーの使用ギター

Gibson Flying V

マイケルシェンカーのトレードマークともいえるギターです。スコーピオンズ在籍時に使用していたLes Paulの弦が切れてしまったときに、兄ルドルフから借りたことがきっかけでした。この時にフライングVを気に入ったようです。

セッティングは

  • ピックアップのエスカッションマウント化
  • ペグをシャーラ―製に変更
  • コントロールノブをストラトキャスタータイプに変更

ピックアップはしばらくはオリジナルのものを使用していましたが、マッコーリー・シェンカー・グループ以降は

  • ネック)Seymour Duncan SH-1
  • (ブリッジ)Seymour Duncan SH-5

を使用していることが多いです。

Flying Vは決まったスペックを使用しているわけではなく、アーム付きのものなど様々なタイプを使用しています。ネックの握りしか意識していないようで、特にこだわりはないようです。

80年代にメインギターとして活躍しました。カラーリングはおなじみの白黒カラー(リフィニッシュしたもの)や白単色のものがあり、UFO在籍時の衣装に合わせたカラーリングという説もありますが、本人が思い付きで塗ったと発言するなど真相はわかりません。

ネックベンドというネックを無理やりまげてアームダウンに近い効果をもたらす技術の多用により、何度もネックが折れています。本人は折るたびに音が良くなると発言していますが、真似しないほうがいいです。

Gibsonがギターを提供しなかったのは、ネック折りの多さや破壊行動が理由といわれています。弦は切らずにペグ付近で無造作に伸ばして見た目のインパクトをもたらしています。

カラッとした輪郭がはっきりしたサウンドが特徴で、半止めワウサウンドも魅力です。

Dean Michael Schenker Standard

Dean製のマイケルシェンカーモデルで、現在のメインギターです。カラーリングがたくさんあり、どれも見た目にインパクトのあるものばかりです。ハウラー(弦とこすり合わせることで金属音を発生させる奏法)のための金属片を装着しているものが多くテープで張り付けています。市販品でも取り付けられて販売されているものもあります。エナジーチャンネルと呼ばれ、宇宙のエネルギーを集めていると語っていました。近年では、冗談で発言したともいわれています。

チューニングは、スタンダードと半音下げで使用しています。

スペックは

  • ネックとボディーがマホガニー
  • フィンガーボードがエボニー

Gibsonカスタムショップ製のフライングVと同じつくりをしています。

ピックアップは

ピックアップはネック、ブリッジともにUSA DMT Lights Out BKWHを使用。シグネチャーピックアップで、出力が大きくミドルレンジが強調されています。

Aria Pro II Michael Schenker Flying V

Aria Pro II製のシグネチャーモデルです。ヘッドの形状がストラトタイプよりの形状で、ボディは細く鋭角なシェイプです。アーム搭載でゴールドパーツが使用されており、存在感があります。

現在はほとんど使用されていないようです。

Ovation 1983 collectors series

アコースティックギターです。白と黒の派手なルックスが特徴です。90年代に活躍しました。

マイケルシェンカーの使用アンプ

フライングVとの組み合わせだと、50Wのアンプが一番好みの音が出るということで使用しています。LesPaul使用時は100W製のアンプを使用していました。

下記のアンプ以外にも、GALLIEN-KRUEGERやSOLDANO製のアンプを使用していたことがあるようです。

Marshall 1987(50w)

MSG初期まで使用していたアンプです。

詳しいセッティングはわかりませんでしたが

  • GAIN 6
  • MASTER 6
  • BASS 8
  • MIDDLE 10
  • TREBLE 8
  • PRESENCE 0

このセッティングに半止めワウをかければ、Captain Nemoのようなサウンドに近づけると思います。

Marshall JCM800 2205(50w)

80年代後半からメインで使用しているアンプです。2チャンネル仕様になっており

セッティングは

ノーマルチャンネル

  • 全てマックス

リードチャンネル

  • GAIN マックス
  • VOLUME マックス
  • TREBLE 0
  • MIDDLE 6
  • BASS 4

MASTER

  • REVERB 0
  • VOLUME 1
  • PRESENCE 7

このように設定しており、パワーのある輪郭のはっきりしたサウンドが特徴です。ミドルが強調されており、サステインが短めの印象です。ミスが目立ちそうなサウンドですが、巧みに弾きこなしています。

マイケルシェンカーの使用エフェクター

エフェクターはすべて直列で接続されています。

オーバードライブ

アンプのサウンドのみで音作りをするとマイケルは言っていましたが、近年ではオーバードライブを使用しているようです。以前もライブによっては使用していたこともあるようです。

Ibanez TS-9

セッティングは

  • DRIVE 16時
  • TONE カット
  • LEVEL 9時

歪みを稼ぐために使用しているようです。中音域の伸びが良くなる特徴があるエフェクターです。

ディレイ

音の厚みを出すための使用だと思われ、2台同時に出力することもあります。通常だとノイズの原因となるので、あまりこのような使用はしません。しかし、セッティングやほかのエフェクターとの併用で、ノイズのないサウンドを生み出すことに成功しています。

BOSS DD-3

セッティングは

  • E.LEVEL 9時
  • F.BACK 12時
  • D.TIME 10時
  • MODE L.800ms

少しぼやけた独特な音質が特徴で、現行モデルとは違った音が出ます。80年代から使用しています。

BOSS DD-6

セッティングは

  • E.LEVEL 9時
  • F.BACK 10時
  • D.TIME 10時
  • MODE 800ms

DD-3とほぼ同じセッティングです。こちらのほうがはっきりとした音が出力される印象です。2000年代から使用しています。

コーラス

下記の2台ともエフェクターボードに組み込まれており、深くエフェクトをかける場合は2台同時にONにすることもあります。

BOSS CE-5

設定はすべて13時にしています。暖かみのあるサウンドが魅力のコーラスです。少しぼやけた雰囲気のある恋エフェクトが特徴です。

BOSS CH-1

設定はすべて13時にしています。明るいサウンドが特徴で、くせのないコーラスです。

チューナー

BOSS TU-3

他のペダルに合わせてBOSSにしたと思われます。BOSSのエフェクターが好みと発言したこともあります。

パワーサプライ

VooDoo LAB Pedal Power 2Plus

ノイズに強いパワーサプライで、エフェクターが増えることによるノイズを消す効果があります。直列でエフェクターをつないでいるマイケル・シェンカーにピッタリです。プロのミュージシャンでも使用者が多いです。

ストンプボックス

Logjam Logarhythm

踏むことでパーカッションのような効果が得られるエフェクターです。残念ながらどこで使用されているかはわかりませんでした。アコースティックセクションでの使用だと思われます。

ダイレクトボックス

Radial J48

出力の強い信号の楽器の音をつぶすことなく、原音に忠実なサウンドに仕上げるエフェクターです。アコースティックギターでの使用と思われます。

ワウペダル

半止めワウのサウンドを得るために使用しています。好みの位置で固定できるように改造を施しており、ギターソロで効果的なサウンドを生み出しています。通常の方法でワウを使うことはありません。

VOX Wah

始めに使用していたワウペダルです。盗難被害にあい、その後は使用されていません。

JEM Cry Baby Wah

マイケル・シェンカーの名演奏は、ほぼこのワウペダルが使用されていると言われています。ファンの中で一番有名なワウペダルです。JEMというメーカーがなくなってしまったため、現在は入手困難となっています。マイケルはこのワウペダルをとても気に入っており、かなりの長期間使用しました。

Jim Dunlop DB01 Dimebag Cry Baby Wah

現在使用している、ダイムバッグ・ダレルシグネチャーワウペダルです。つまみがついており、ブースト機能やレンジの調整などができます。マイケルはペダルに謎の絆創膏のようなものを張り付けていますが、狙いは不明です。

 ボリュームペダル

BOSS FV-500

フレーズによって音量を調節するために使用しています。マイケルの立ち位置に合わせて、どこでも使用できるよう複数台設置しています。

マイケルシェンカーの使用ピック

ナイロン製のピックを好んで使っており、ローミッドが強く出る印象です。摩擦に強い素材という特徴があります。

ピッキングは6~4弦は逆アングル3~1弦は順アングルで演奏しています。

JIM DUNLOP HERCO FLEX75 

ナイロン製のピックで、適度にしなりを感じながら演奏できます。ピックの先端が丸くなっており、粘り強いサウンドが特徴です。マイケルは滑り止めのざらざらした部分でひっかくように演奏することで、特徴的なサウンドを奏でています。

JIM DUNLOP NYLON STANDARD

現在使用しているピックです。厚さを頻繁に変更しており、現在は0.60mmを使用しています。こちらもHERCO FLEX75に似た滑り止めがついておりますが、ざらざらが浅くコントロールしやすいです。まとわりつく感覚は少なめです。

マイケルシェンカーの使用弦

1980年代にはFender rock n roll stringsのEXTRA LIGHT09~40のセットを使用していましたが現在は廃盤となっています。

現在はD’ANGELICOのEXTRA LIGHTを使用しているようです。弦高を低くして、軽いタッチで演奏することを意識しているセッティングです。弦のゲージが細いのもそのためと思われます。

マイケルシェンカーの機材まとめ

今回はマイケル・シェンカーのギター機材と音作りを紹介しました。シンプルなサウンドシステムなので、同じものや似た特徴のエフェクターを使用することで近いサウンドを得られると思います。

ピッキング方法なども研究すれば、より近いサウンドが出せますよ。この記事を参考にして、ギターを楽しんでくださいね。

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