BOSS/RC-5のレビューと使い方!RC-3との違いは?

BOSS/RC-5のレビューと使い方!RC-3との違いは?

BOSS/RC-5とは?

BOSSのコンパクト・エフェクター・サイズに詰め込んだ多機能と高音質。「BOSS RC-5」は使いやすく無限の可能性を秘めたループステーションです。

50種類以上のリズム・パターンを内蔵し最大13時間のステレオ・レコーディングが出来ます。余裕の99フレーズ・メモリーに32bit処理の高音質での出力。

▪ 個人練習にはもちろん、フレーズの制作に作曲のお供に。
▪ ライブでの「ソロパートの尺」のカンフル剤として使うと効果抜群。
▪ ソロのライブ・パフォーマンスの必須アイテム。

場所や会場のサイズを選ばず安定した操作性でプレイヤーをサポートしてくれます。

ここがオススメ!

  • BOSS RC-1は便利だが機能的に満足しなかった。
  • 良いルーパーを探している
  • 主にフレーズの練習に使いたい
  • リズム・マシーン搭載のルーパーを探している
  • 追加されたフットスイッチ
目次

BOSS/RC-5の音質や特徴

特徴1 コントロール部

ほとんどの操作はフットスイッチで出来てしまいます。
▪ 一度踏むと録音スタート
▪ もう一度踏むと再生
▪ さらにもう一度踏むとオーバーダビング
▪ 二度踏みでオフ
の流れを繰り返していきます。

■ MEMORY/LOOP LEVEL
ツマミは一つだけですが場面において使用法が変わります。
▪ プレイ画面
押すとトラックかメモリーかの選択が出来ます。
回すと選択しているパラメーターの音量を調整できます。
▪ エディット時
回して変更したいパラメーターを選択します。
押して決定します。
回して設定値の変更を行います。
更に押して変更を決定します。

■ RHYTHM 【TEMPO】
リズムのテンポを押して設定できます。
またテンポに合わせてタップしても設定出来ます。
■ RHYTHM 【ON/OFF】
リズムが押すとオンになり、もう一度押すとオフになります。
長押しでリズムの設定モードに入ります。
■ SETUP
外部から接続した機器「フットスイッチやエクスプレッションペダルなど」の設定を行えます。
また、RC-5全体の設定を行えます。
■ MEMORY
ループ、再生、録音やリズムの設定を行えます。
また、メモリーの名前が付けられます。

特徴2 32bit処理の魅力

DTMや音源制作に関わった経験がある方ならば、32bitで処理されている音質がどれほど良い物かが分かると思います。
簡単に想像していただけます例として「CDの音質は16bit処理」されています。普段から耳にしている音質の倍の処理でRC-5は出力してくれるのです。どんなジャンルを演奏するにも音が鮮明でクリアであることに越したことはありません。ノイジーな曇った音が必要な場合こちらでいくらでも変更できますが、元音の鮮明さは機種の持つ機能に限界があるからです。

ルーパーは「音を重ねていく」エフェクターです。bit数は「音の塊を納める器の大きさ」なので、大きい方がよいに決まっていますよね。特にソロ・パフォーマンスで使う方はダビング数が多いでしょうから、たくさんフレーズを詰め込んでも音が団子にならない32bitの音質の良さを実感すると思います。

特徴3 視認性の高さ

歪み系やモジュレーション系のエフェクターでしたら、オンとオフぐらいが認識が出来れば良いでしょうが、ルーパーですとそうはいきません。全ての工程を目で確認しながらするのですから、視認性が優れているかどうかが求められる最も重要な要素となります。RC-5は視認性を高める「マルチ・カラー・バックライト」付きのLCDを搭載していますので、天候や照明の状況に左右されずにルーパーの現在のステータスがわかりやすく確認できます。

特徴4 使えるプリセット・リズム

BOSSのルーパーに限る事ではありませんが、コンパクト・サイズのルーパーのプリセット・リズムは「オマケ」みたいなものです。「カウント代わりだし鳴っていればいい」と、今までのユーザーは割り切っての使用だったと思います。ですが、もしも「使えるプリセット・リズム」が入っていたとしたら戦力となり便利ですよね。

RC-5にプリセットされているドラムの音は、最も重要なキックの音が「芯がある生音」のようなサウンドです。リズム・パターンや音色はインスピレーションと直結していますので、良い音や乗ってくるリズム・パターンであれば、フレーズがどんどん浮かんできます。今までのコンパクト・サイズのルーパーは、妥協できないライブでは別のドラム・マシーンを準備しなくてはいけませんでしたが、RC-5は使えるクオリティの高いクリアな「オマケとは思えない」たくさんのプリセット・リズムが実装されています。

特徴5 RC-3との違いは追加されたフットスイッチ機能

RC-5の重要部分だけを抜き取ってシンプル設計にしたRC-1や、前機種のRC-3(生産終了)では、停止とアンドゥ/リドゥが外付けのフットスイッチで行え便利でした。ですが、RC-5にはその上の上を行く機能が搭載されています。繋いだスイッチに操作する機能を任意で振り分けられるのです。

割り当てられる機能は
▪ 停止
▪ アンドゥ/リドゥ
▪ 録音/再生
▪ オーバーダビング
これに加えRC-5本体のスイッチも変更できるなんて凄いです。

ソロでライブ・パフォーマンスを行う事を想定しての新機能。
これが決め手で購入する方も多いでしょう。

特徴6 MIDI対応

省スペースなミニプラグ TRS MIDI入出力が搭載されています。

具体的な使い方は
▪ 外部ドラム・マシーンとの同期
▪ 外部シンセサイザーとの同期
▪ MIDI機能付きのスイッチャーでの制御
などです。

外部機材を同期させる事で上位機種と変わらない「パフォーマンス」が展開できます。

特徴7 USB端子

USBでパソコンに繋ぎメモリーを記録できたり「BOSS TONE STUDIO」経由でWAVのループ素材を取り込めます。

BOSS/RC-5のデメリット

デメリット1 メモリーのレベル調整

メモリーした後にレベルを調整したい時に一括調整が出来ません。ライブの使用において、ライブハウスや会場に応じてレベル調整をして出力してあげないといけない場面があると思いますが、その時にメモリーごとにしなくてはならないので手間取ってしまいそうです。ある程度慣れてきましたら「このぐらいの会場だったらレベルはこれぐらい」みたいな感覚が身についてくるでしょうから、その日に使うメモリーのレベルを事前に合わせていけば回避は出来そうです。

デメリット2 バッファー

BOSSのコンパクトエフェクターには付き物のバッファー問題ですが、最近のBOSSのエフェクターに仕込まれているバッファーは改善されていて気にならないようになっていると思います。ですが、今度は「音が元気になりすぎる」との不満の声が聞こえてまいりました。気になってたまらない方は「TC ELECTRONIC」のルーパーがトゥルーバイパス使用ですので、そちらをご検討してみてはいかがでしょうか。

BOSS/RC-5の使い方や音作りのコツ

使い方1 使い方無限

使い方は無限すぎて何を書いても「ほんの一例」となってしまい。今日考えたベストな使い方も、明日には他のアイディアが浮かんで塗り替えられてしまいそうです。基本練習に使う場合は、テンポやリズム感の練習には「メトロノーム」が今までのセオリーでしたが、ルーパーの使用で何倍も楽しく練習できそうです。退屈で飽きてしまいがちな「反復練習」が自分とのセッションになるのですから素晴らしいですよね。

使い方2 オケはキーボードで入力する

キーボードをお持ちでしたら「ドラム・マシーン」「シンセ・ベース」「オルガン」の順にダビングしていき、ギターはリアルタイムで弾いていくというのもありですね。RC-5はステレオ入出力対応ですし、ギター一本でやるよりは音数も格段に増えます。または、友人にキーボード・プレイヤーがいらっしゃるならば、入力はキーボーディストにお任せして、二人で一大セッション・ライブをやるなんていかがでしょうか。他力本願の荒業に聞こえますが、キーボード・プレイヤーの方がこの手のエフェクターはハマってくれそうだと思いますし、すぐに慣れて上手に操作してくれそうです。

BOSS/RC-5と似ている同価格帯の機材と比較

TC ELECTRONIC Ditto Looper X2との比較

同価格にTC ELECTRONICの「Ditto Looper X2」があります。

機能の大きな違いは
▪ トゥルーバイパスである。
▪ ダブル・スイッチになっていてエフェクトが二種類かけられる。
ワン。アクションでストップできる。
▪ リズム・マシーンは付いていない。

一番の違いは、向かって右側の「FXスイッチ」で切り替えられる三つのモード「REVERSE」「1/2SPEED」「STOP」でしょう。エフェクトの方は、どちらも使いどころには困りそうですが面白い効果ではあります。ワンアクションでループの停止ができる「STOP」はとても便利ですね。「BOSSのバッファーが嫌いだからトゥルーバイパスが良い」「停止のダブル・アクションが嫌だ。フットスイッチを拡張するのも面倒くさい」方は「Ditto Looper X2」お勧め致します。

BOSS/RC-5を実際に使った感想

特徴の項目でも書きましたが「32bitの恩恵」は素晴らしいです。一番最初に録音するフレーズは軸となるリズム・フレーズです。重ねていく度に一番最初に録った音が劣化していくわけですが、軸となるフレーズが濁ってしまうと「ミスを引き起こしやすく」なります。同時に「聞こえにくいストレス」によりアイディアが膨らまないとう事態にも陥ってしまいますが、RC-5の高音質ですとストレス・フリーでルーパー機能を楽しめますね。

コンパクト・ルーパーの進化は「シンプルなコントロールであつかいやすさ」に重きを置いています。手元に置いておいて頭にフレーズが浮かんだら、サッと手に取ってイメージを完成させる。最低限これが出来れば良いのですが「高音質」や「高性能」まで備えているRC-5を体感してしまったので、他のルーパーには戻れないかも知れません。

BOSS/RC-5はこんな人におすすめ

どう考えても、現在発売中の数ある「ループ・ステーション」中で、機能、音質、コスパどれをとっても最高のルーパーではないでしょうか。他のメーカーはRC-5が発売されて以来追撃を止めたように思えます。初めてルーパーを購入する方は同社のRC-1が候補に上がっているでしょうが、寄り道してもすぐにRC-5が欲しくなると思いますので、少し考えお金を貯めて「BOSS RC-5」を購入したほうが後々お得な近道になりそうです。

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