ROLAND/CUBE Lite Blackのレビュー!色々な使い方ができて買って損なし

ROLAND/CUBE Lite Blackのレビュー!色々な使い方ができて買って損なし

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この記事ではROLAND/CUBE Lite Blackのレビューをしています。

使い倒して分かったこと効率的な使いからもご紹介。

結論から言って、ギターを弾く以外の事も可能で、色々な使い方ができて買って損なしです。

目次

ROLAND/CUBE Liteとは?

日本のライブハウス、リハーサルスタジオには必ずと言ってもいいほど常設されているジャズコーラス(以下JC)アンプや、初心者からスタジオミュージシャンまで幅広い層に使用されているコンパクトエフェクターBOSSなどを開発、販売しているRoland社が自宅練習用として発売したアンプがこのCUBE lite。

ROLAND/CUBE Liteは先述したJCをモデリングしたCLEANチャンネルからCRUNCH、EXTREAMまでの3チャンネルが搭載されており、リバーブはもちろんコーラスもステレオで搭載、自宅用ギターアンプでは唯一のサブ・ウーハー搭載。

さらには専用のアプリをダウンロードすることで、自身の演奏をバックミュージックに合わせて録音することができるCUBE JAM機能など、正直Roland倒産しないのかと心配になるくらいの完成度となっています。

ROLAND/CUBE Liteのスペック

商品名CUBE Lite
メーカーROLAND
概要コンボアンプ
特徴サブ・ウーハー搭載

CUBE Liteならサウンドハウスがおすすめ!

  • サブ・ウーハー搭載
  • エフェクターの音作りがメインの人
  • 普段からJCを使っている人
  • 低価格で多機能なアンプを探している
  • 自宅の音響をグレードアップしたい
  • 初めてアンプを買う
※価格は各通販サイトで比較して下さい

ROLAND/CUBE Lite Blackの音質や特徴

この章のポイント

  • JCをモデリングした、クリーンチャンネル搭載。
  • ステレオコーラス、リバーブ搭載。
  • ギターアンプにも関わらず、高品質サブ・ウーハー付き。
  • ギタリストとしてのスキルアップを助けるCUBE JAM機能搭載。
  • ここまで至れり尽くせりな機能を搭載しておいて価格が20,000以下。

特徴1 JCモデリングのクリーンチャンネル搭載

ROLAND/CUBE Lite Blackのコントロール部

このアンプのすごい所として、真っ先にこのアンプのクリーンチャンネルの話を挙げてしまったのですが、誤解を防ぐためにあらかじめ言っておきます。

CRUNCH、EXTREAMチャンネルも十分すぎるほどいい音が鳴ります。
ですが、正直このアンプの魅力という点で考えるとあまり話題にするほどのクオリティではないです。

歪という点だけでいえば、自分の好みのアンプの音を探してそちらを買う方が納得がいくと思います。

CRUNCH、EXTREAMチャンネルの特徴を一言で言えば、

クラスの優しい〇〇くん。これと言った悪いところもないけど、特別いいところもない感じ。
「〇〇君、優しいよね」で終わってそこから先発展しないタイプ。

ですがCUBE Liteのクリーンチャンネルにおいては違います。

というか、クリーンチャンネルのためだけにに買うことをオススメできるくらいです。

このクリーンチャンネルをおすすめする理由はJCモデリングである、という点。

ちなみに知らない人のために補足しておきますが、JCというアンプは四角い黒い箱みたいなアンプで、どクリーンな音のみが出て、一切歪まないです。
そんなCCモデリングであるということは、リハスタやライブハウスに置いてあるJCと全く同じ音がCUBE liteから出るということです(そりゃあ同じ会社が出しているんだから当たり前なんだけどね)。
これにより、リハやライブハウスでの演奏を想定した音作りが家でできてしまうのです。

えっ、それが何?と思った人にぜひお聞きしたいのですが自宅で作った音、リハやライブでそのまま使えたことありますか?

おそらくほとんどの人は使えたことがない、と答えると思います。

それもそのはず。

考えてみて欲しいのですが、楽器屋に行けば必ずと言っていいほど置いてあるVOX pathfinder やFender frontman、その他ギターアンプってライブハウスやリハスタに置いてます?まあ置いてないですよね…。

概要でも述べた通り、昨今のライブハウス、リハスタのスタンダードラインはMarshall JCM800とJC-120なのですから、それらのアンプと同じ仕様のもので音を作らないと、音作りの意味ってありませんよね?

そう言った面から考えても、ライブやリハスタで触れる機会が多いアンプの音を自宅で気軽に出せるこのCUBE liteは非常におすすめできるといえるのです。

特徴2 ステレオコーラス・リバーブ付き

Roland社の出すギター関連製品の特徴として、リバーブ・コーラスの質が非常に高いという点があります。

特にレコーディング用に開発されたテープエコーやリバーブは発売から約50年経った今でも愛用者が多く、様々なレコーディングスタジオで見られます。

そんなRolandの技術が、このCUBE liteにもしっかりと込められており、高品質なステレオコーラス・リバーブを味わうことができます。

ちなみにこのCUBE liteのステレオという部分も実はすごい!!

そもそもステレオというのは簡単にいうと音を二つのスピーカーを用いて再生する方式のことを指し、逆に一つのスピーカーで音を再生する方式のことをモノラルという。

イヤホンで聴くと右と左でギターのフレーズが違ったりしますが、それがステレオ。
ステレオの特徴というのはスピーカーを二つ使って再生することで音が立体的に聞こえる点です。

実はこのCUBE liteにはスピーカーが二つ搭載されているため、再生方式はステレオ。

したがって、コーラスやリバーブが立体的に響くのです。

自宅用アンプには、大抵スピーカーが一つしか搭載されていない「モノラル方式」が採用されていることが多いため、このステレオコーラス・リバーブはこのCUBE liteならではの魅力であると言えます。

特徴3 サブ・ウーハー搭載

実はサブ・ウーハー搭載もすごいのです。

サブ・ウーハーって何か知ってますか?

知らない人のためにざっくり説明すると、低音の出力に特化したスピーカーのことで、低音のズーンて響きを出して臨場感を高める役割があるので、映画・音楽鑑賞用のオーディオスピーカーに搭載されていることが多いです。

それがまさかのギターアンプに搭載されてるっていう。いや、冗談抜きですごいですこれ。

筆者が知ってる同価格帯の自宅練習用アンプでサブ・ウーハー搭載されてるのはこのCUBEしかないです多分。それくらい珍しい。

もともと、自宅練習用のアンプって出力の小ささ等が影響して、ベースの部分がほとんど出ないことが多いです。

ただバンドのアンサンブルにおいて、ギターの演奏においてこのベースの出具合っていうのはめちゃめちゃ重要。

ベースが出過ぎてると他の楽器に干渉して抜けが悪くなったり、邪魔をしたりしてしまうからです。

それを防ぐためには、日常的にアンプから出てるベースの帯域を意識する必要があるのですが、大体の自宅用アンプは前述した理由(出力の小ささ等)でベースが聞こえないから意識するもクソもありません。

ですからベースの調節ができなくなるのです。

通常のアンプでは上記の悪循環に陥る人がほとんどなのですが、このアンプ(CUBE Lite)を使えば大丈夫。

他のアンプと比較にならないほどしっかりベースが聞こえてきます。
また、耳を鍛えるという意味でもとてもおすすめできます。

あと余談なのですが、パソコンやiPhoneのオーディオ端子に繋げば超高音質のスピーカーとしても使えちゃいます!

下手なスピーカー買うよりもCUBEn lite買う方が音質的には絶対お勧め。映画鑑賞好きにも勧められちゃう。
まさに一石二鳥。

特徴4 CUBE JAM機能搭載

たとえば、ギターの演奏スキル・アドリブスキルを向上させるために最も大切なのは、自分の演奏を録音して客観的に聞くことと、セッションを沢山こなすこと。

しかし、コロナ禍の今、ただでさえ肩身の狭かったバンドマンたちはより一層狭い思いをしているかもしれません。

セッションがしたくても、気軽に集まれないですし、そもそもセッションできるほどまだギター上手くないかもしれません。

また、ギター録音したけど音うるさすぎてよくわからんし…などと言った悩みを抱えるギタリストも少なくないのではないでしょうか。

そんなあなたに朗報です。

このCUBE liteに搭載されているCUBE JAM機能を使えばそれらの悩み、一気に解決できてしまいます。

CUBE JAMはこのアンプを買った際についてくる説明書に付属しているURLにアクセスすることで無料で使用することができるアプリ。
CUBE liteに、CUBE JAMをインストールしたiPhoneやiPadを繋いでアプリを起動すれば、バッキングトラックの再生や、クリアな音でギターの録音ができてしまう。

これを活用すれば、バッキングトラックを流して、それに合わせてアドリブ演奏を録音し、それを後から聞くこともできます。

自分の好きな音楽を端末内に用意すれば、その演奏をバックミュージックとしたギターの演奏も録音できてしまうのです。

普通にギターの音を録音しようとすると、スマホで録ればどちらかの音が異常に煩くて細かい部分まで聞き取れないですし、クリアに録ろうとすればオーディオインターフェース、DAWソフトなど下手すればこのアンプ以上のお金がかかってしまいます。

ことを考えると、この機能も非常に便利。すごすぎるぜRolandのCUBE Lite。

特徴5 価格安すぎ問題

ここまで読んでいただいた方は理解していただけたと思うのですが、このCUBE lite、めちゃめちゃ高機能。
また、ライブ演奏を想定した音作りもできるし、で至れり尽くせりです。

にも関わらず価格は2万円を切る。大丈夫かRoland。やけくそにでもなったのか。

どれくらい安いのか?という話なのですが、簡単に説明していきます。

JCの音がCUBE Liteでも出せる

「いや、JCの音じゃなくてもリハスタやライブハウスにはMarshallも置いてあるんだからそっちの音が出るアンプ買えばいいじゃん」や「JC買えばいいだけでしょ?」と思ったそこのあなた。

一旦新しいタブを開いてmarshall JCM800で調べてみましょう。いくらでした? 24万? うんうん。

じゃあ次はJC-120で調べてみまs…えっ? 10万? そう、高いんですよ。

特にmarshall。

なんでこんな高いのかというとmarshallはいわゆる真空管アンプと言われるもので、真空管という透明なガラス管を使用することですごくいい音を出すことができるんです。

めちゃめちゃ簡単に説明したのですが、価格が高い理由は大体そういう感じということだけ把握しておいてください。

ちなみに「marshall アンプ」で調べると1-2万円でmarshallのアンプが売っているのですが、これは真空管を使っていないトランジスタアンプと呼ばれるもの。
なのでスタジオに置いてあるmarshallとは全く違う音なので注意してください。

marshallのトランジスタアンプは実際そんなにいい音でもないので、買うのはやめといたほうが良いです。

それを購入するくらいなら確実に、CUBE Liteがイイです。

marshallの真空管仕様でコンボアンプ、がっつりコスパの良いモデルは「Marshall/DSL5C」です。
こちらもあわせてお読みください

JC-22ではダメか?

さらにいうとJCについても、JC-22という、「JC-120をそのままちっちゃくしました! 」みたいなアンプが売っています。

これは確かにまんまJCが小さくなっただけなので音の再現度という点では完璧。

しかしJC-22は、ウーハーもCUBE JAMもついていない上に価格はCUBE liteの倍以上,,,と言った感じです。

CUBE liteなら上記のすべての問題を低価格で実現しています。

いかにこのCUBE liteがお得かわかっていただけたでしょうか。コスパ高すぎて心配だよRoland。

ROLAND/CUBE Lite Blackのデメリット

デメリット1 CRUNCH・EXTREAMがあんまり使えない

はじめに言っておきますが、CRUNCH・EXTREAMも悪くないんですよ? いい音なんですよ。

いい音なんですけど、「すごくいいか」と言われると別に…となってしまうんです。

というのも、このCUBE lite、おそらくJC使いのために開発されているのでこの2チャンネル以外のクオリティが非常に高い。故に、少し物足りないかな…と思えてしまうのです。

実際、同価格のアンプを見ても、歪みに拘っているアンプというのは多く存在しており、中にはYAMAHAのTHRシリーズのような真空管の歪みを再現していると謳っているものもあることから、そう言ったアンプたちと比べると、CUBE Liteは今一つという印象があります。

ただ、正直自分のお気に入りのオーバードライブ・ディストーションをクリーンチャンネルに噛ませればそれだけで自分好みの歪みは作れると思うので大した問題ではないと思います。

こだわりが強すぎる人には向いていないかもしれません。

ただ、1万ちょっとでこの機能なんですよね。
自宅で使うだけと考えたら、目をつぶることくらいたやすいですよね。

デメリット2 CUBE JAMの接続端子について

CUBE JAMというか、CUBEliteの話になるのですが、iPhoneを繋ぐ際、用いるケーブルがいわゆるイヤホンジャックに差して使うタイプのものなので、iPhone 7以降を使っている人は変換ケーブルが必要になるよという注意点があります。

それだけなのですが…。

デメリット3 リバーブ・コーラス同時かけできない問題

これも別に大したことではないのですが、つまみの都合上、コーラスとリバーブがひとまとめになっています。

これにより、ある一定よりも回すとコーラスからリバーブにエフェクトが変化するという作りになっているために、リバーブとコーラスを同時に使用することができないです。

しかし、これもコーラスかリバーブのエフェクターを別途個別に用意すれば解決する問題なので、そこまで困るものでもないです。

ROLAND/CUBE Lite Blackの使い方や音作りのコツ

使い方1 ライブを想定した音作り

筆者はもっぱらJCを使うことがほとんどなので、ライブ用に組んだボードで実際のスタジオ連やライブで使う音を作ることに使用しています。

アンプ側のセッティングはクリーンチャンネルでオールフラット(全部のつまみを真ん中)で、エフェクター側のつまみをいじって、音を完成させ、それをそのまま練習やライブに持っていきます。

このCUBE Liteを使うようになってから機材トラブルがなくなって非常に助かっているのはとても大きいです。

使い方2 所持しているエフェクターの特性チェック

また、CUBE Liteは自分の所持しているエフェクターの特性を知るためにも重宝しています。

CUBE Liteはアンプの音に一切のクセがないため、エフェクター本来の音を知ることができ、よりそのエフェクターを使いこなせるようになるのです。

特にオーバードライブなんかはアンプ側にクセがあるとトーンの雰囲気がガラリと変わってしまい、実際の練習やライブの際に思っていた音と全然違うなんてことがよくありました。

CUBE Liteの癖のないサウンドはそれを防ぐことにも一役買っています。

使い方3 コピー曲の練習

コピー曲を練習しているときや、耳コピをするときに、上手く弾けなかったり、何を引いているかよくわからない部分があったりしますよね。

そういう時に便利なのがCUBE JAMの速度調整機能と繰り返し再生機能。

楽曲のテンポをゆっくりにしたり、特定の部分だけを繰り返し再生するようにしたりすることができるので、苦手なフレーズの部分に範囲を絞って何回も繰り返し練習したり、再生速度をゆっくりにして耳コピをしやすくしたりできます。

これが超便利。

使い方4 オーディオスピーカー代わり

筆者は、アニメや映画が好き。

だからギターの練習をする時以外はパソコンに繋いで、スピーカー代わりに使っています。

サブ・ウーハーのおかげで臨場感を高めながら作品を楽しむことができます。

なんならオーディオスピーカー代わりにCUBE Liteを買うのが一番おすすめと言っても過言ではない!!!

ROLAND/CUBE Lite Blackを実際に使った感想

ROLAND/CUBE Lite Blackを実際に使った感想

使い方のところでも述べていますが、とにかくライブを想定した音作りが家出できるというのが非常に大きなメリットです。

実際のライブなんかでは、転換の間に機材をセットするのですが、限られた時間の中で一から音をその場で作り直していると、めちゃめちゃ焦るし、大体上手くいかないですよね。

CUBE Liteは心理的な余裕を持つという点でも、非常に助けられています。

後はエフェクターの特性を知るという点においても、自分の今持っているエフェクターを使ってどんな音が作れるのかを知ることができるため、音作りの幅が広がる他、自分に本当に必要な機材を知ることができるので散財も抑えることにつながっています。

ROLAND/CUBE Lite Blackはこんな人におすすめ

エフェクターを使っての音作りをメインに考えている人、普段からJCを使っている人にはまず間違いなくおすすめ。

また、ライブのステージ準備の際に時間的な余裕を持ちたい人や、なるべく低価格で便利な機能がついているアンプを探している人、ギターアンプも欲しいけどスピーカーも欲しいなぁと考えている人、ギター始めたてでアンプを買いたいけど何を買えばいいかわからない、と言った人にもおすすめできます。

CUBE Liteに興味を持った方はぜひ、参考にして欲しいです。

CUBE Liteならサウンドハウスがおすすめ!

  • エフェクターの音作りがメインの人
  • 普段からJCを使っている人
  • 低価格で多機能なアンプを探している
  • 自宅の音響をグレードアップしたい
  • 初めてアンプを買う
※価格は各通販サイトで比較して下さい
ROLAND/CUBE Lite Blackのレビュー!色々な使い方ができて買って損なし

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