【ZOOM】G3n/G3Xn/をレビュー!違いの比較や特徴など

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G3n/G3Xn/とは?

2010年ごろに発売されていたZoom G3の後継機種で”next”の意味が込められたnの名を加え新たに2016年に発売されたマルチエフェクターです。

前機種の特徴を受け継ぎつつ、現代に合わせてブラッシュアップされた新機能が搭載。フットスイッチが追加され同時に使用出来るエフェクトが増えて操作性や自由度が増しライブ、レコーディング、音源制作、個人での練習などあらゆる場面で活躍する機材となっております。

この一台でペダル周りを完結させるのはもちろん、ボードに組み込んでプレイの幅を広げたり、ペダルエフェクターのように直感的に操作出来るのでこれからエフェクターを購入してみようといった初心者の方にもおすすめです。

今回はそんなG3n/G3Xn/ 以上の2機種の特徴や使い方について説明していきたいと思います。

基本的なサウンドの特徴

一台で手に入る良質で様々なアンプモデリングやエフェクト

Zoomといえば昔から安価なマルチエフェクターを発売していたのはご存知かと思います。

過去に発売されていたモデルは見た目通り、堅牢性や音質がおもちゃのようで使い物にならない。といったイメージをお持ちの方が多いのではないのでしょうか。

しかし、それはもう過去の話です。現在のメインラインナップであるこちらの3機種は一般的なストンプエフェクターと同等の価格でありながら、実戦で問題なく使えるサウンドと機能性を兼ね備えたマルチエフェクターとなっております。

アンプモデリングはMarshall JCM800、Fender Twin Reverb、MESA Boogie MK3、VOX AC30などの定番アンプに加え、Bogner Ecstacyといったブティックアンプのモデリングも搭載。

こちらのアンプモデリング駆使して音作りをしてオーディオインターフェースに接続すれば気に入ったサウンドをそのまま録音する事も可能です。

エフェクト類はオーバードライブやディストーション、ファズなどの歪み系、ディレイやリバーブなどの空間系、モジュレーション系、ダイナミクス系、ボリューム系はもちろんのこと、フィルター系やハーモニー系、シンセ系、さらには爆発音などの飛び道具もあり、ほぼ全ての系統で定番の機種やTone Bender MK1.5などの高価でレアな機種のモデリングやオリジナルのモデルなど様々なエフェクトを網羅しています。

さらに、専用アプリ『Guitar Lab』からさらに32エフェクト/8アンプ/8キャビネットが追加でダウンロード可能です。

アンプモデリングやエフェクトなどはツマミも実機を真似てモデリングしてあるのでモデリング元の機材の知識がある方は同じような感覚で扱えますし、今まで手にしたことのない物も直感的に扱えるのではないでしょうか。

コンパクトエフェクターのように直感的に扱える操作性

マルチエフェクターというと、その多機能ゆえに設定が複雑で慣れるまでに時間が掛かる物が多いと思われます。

ですが、こちらの3機種は説明書いらずと言ってもいいくらいシンプル且つ直感的に扱える操作性でコンパクトエフェクターよりも手軽に設定が出来るマルチエフェクターになってます。

ツマミでパラメータを操作し、コンパクトエフェクターを並べるように直列でエフェクトを並べて、エフェクトの追加や削除、エフェクトの並び替えも上部のボタンですぐに操作できます。

コンパクトエフェクターの並べ替えはシステムが複雑になるほどパッチケーブルやパワーサプライのDCケーブルの長さの問題やボードのスペースの問題ですぐに対応できなかったりするので、このあたりは実機よりはるかに便利です。

演奏時の操作はエフェクトのオン/オフは中部のボタン型、設定してあるエフェクトを選ぶスクロールは下部の黒いボタンで操作可能なので基本的にこちらを押さえておけばコンパクトエフェクターを並べているような感覚で操作できます。

また、マルチエフェクターのようにパッチも150ほど登録可能です。パッチの切り替えは立ったまま操作可能なのでライブのようにスマートな切り替えが求められる場面でも曲やシーンに合わせて使用出来ると思います。

おひとりさまの時間も充実する機能

他にもマルチエフェクターに定番のリズムマシーンやルーパー、音楽プレイヤーを接続できるAUX IN端子、標準ステレオフォーンのヘッドフォン端子も搭載しているのでこの一台で充実した自宅練習ができます。

またデフォルトのエフェクトパッチも多数あるのでこちらで普段のセッティングでは使わない新たな組み合わせを試したり、すぐにそれっぽい音が出せるのでコピーなどの練習、リズムマシーンも組み合わせればインスピレーションで音源制作のネタが生まれやすくなると思います。

リズムマシーンとルーパーを組み合わせればエド・シーランのようなプレイも出来るかもしれません。

G3n/G3Xn/G5nの違いを比較

G3n

・最大7種類を使用可能な多彩なアンプモデリングやエフェクト
・即戦力の75種類のプリセットを含む、合計150種類のパッチメモリ
・音楽プレイヤーを接続できるAUX IN端子、標準ステレオフォーンのヘッドフォン端子
・最長80秒のルーパー機能、68パターンのリズムマシン機能、チューナー機能
・別売エクスプレッションペダル「FP02M」を接続できるコントロール入力を装備

G3Xnにあるもの

・パラメータのリアルタイムコントロールが可能なエクスプレッションペダル搭載

G3XnになくてG5nにあるもの

・アンプモデリングやエフェクトの使用可能な数が9種類まで増加
・全てのセッティング状況が一目でわかるトータルディスプレイLCDを搭載
・ストンプボックス・ユニットが4つに増加。タップテンポ、チューナーのスイッチが独立してそれぞれ追加
・真空管サウンドをエミュレートしたアウトプット・ブースターを搭載
・2イン/2アウトのUSBオーディオインターフェイス機能

ここがデメリット

リターン挿しが出来ない

Zoomが公式でリターン挿しを推奨していないとのことです。(出来ないわけではないが音がこもったように聞こえる)

アンプシミュレーターを搭載しているのにこちらの機能が使えないとなるとアンプシミュレーターで作り込んだ音をそのままアンプで出したいと考えている方には少し痛手かと思います。

ライブでの複雑な操作が難しい

コンパクトエフェクターをずらっと並べられるのは便利ではあるが、立ち上がってディスプレイを見たときに認識しづらく感じます。

中部のLEDは赤色の一色しかないのでエフェクトの系統を判別することが出来ないのでエフェクトの位置をちゃんと把握しておかないと切り替えミスを起こす可能性があります。

エフェクトを移動するスクロール機能の移動スピードが少しもっさりしているので素早い移動をした上でのエフェクトのオン/オフは難しいです。

エフェクトの切り替えは前もったカーソル移動や色んなパッチを使い分けるなど工夫が必要です。

自分なりの使い方やアレンジ方法、セッティング例、つなぎ方、音作りのコツなど

サウンドシステムの中核として使用

お気に入りのアンプやメインの歪み、ワウなどの機材に追加するような形で使用する。

ゲインや音量の調整、その他エフェクト類はこちらで賄えるので機材の軽量化が容易に出来ます。

リードなどでちょっとしたニュアンスを使い分けたい時もこちらに搭載の歪みエフェクトなどで手持ちの機材に重ねがけすれば多彩な音作りも簡単に出来ます。

エフェクト類だけ使う

空間系やモジュレーション系などの大きく音色に影響を及ぼさなかったり、使用頻度が少ないエフェクトをこちらで賄うのにも最適です。

1〜2つコンパクトエフェクター分くらいの大きさなので場所を取らないので気軽に増設でき、エフェクトの入れ替えもスムーズに行えるのでこの使い方もおすすめです。

エフェクト類も使い方を絞れば複雑な操作もしなくなりミスも起こりづらくなります。

自宅での練習やちょっとしたリハでのサブ機材に

基本的なサウンドシステムはこちらで構築できるので自宅での練習や、機材がそこまで必要ではない時のスタジオ練習にギグバックに入れておけるサイズなのでメインではなくサブとして持っておくと便利な機材だと思います。

実際に使った感想

以前使用していたマルチエフェクターだとLINE 6のM9を使用していました。発売時期は少し離れてしまいますが重量、音質などは今回紹介した3機種の方が優れていると思いました。モジュレーションや空間系などのエフェクト類に関しては好みもあると思いますがLINE 6っぽい音が好みでなければこちらの3機種をオススメします。

基本の音はアンプや他の歪みエフェクターなどで作り、少ししか使わない歪みやリードのブースト、モジュレーションや空間系などのエフェクトはこちらで賄うと行った使い方で十分に活躍してくれました。

こんな人におすすめ

・何のエフェクター買ったらいいのかわからない方や二台目のエフェクターが欲しい初心者の方

・少し購入をためらってしまうほど高価なエフェクター、入手が難しいレアな機材を試してみたい方

・これ一台で足元を完結させたい方

・多彩な音作りがしたい方、ボードを軽量化したい方

・自宅や出先での練習に

これだけ多機能にも関わらずコンパクトエフェクターと変わらない値段から購入できて実戦でも問題なく使える全ての人にオススメのエフェクターです。

どのような用途でも末長く使えること間違いなしです。お手元に一台いかがでしょうか?

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