BOSS/CH-1のレビュー!ピンクラベルや青ラベル、黒ラベルの違いは?

CH-1とは

1989年に発売され現在も生産され続けているロングセラー品、BOSS CH-1(SUPER CHORUS) CEシリーズの「もっさり感」が現代音楽にマッチしない場面が多くなり、高音域にまで綺麗にかかるコーラスサウンドが求められはじめました。その声に応える様に登場したのがCH-1なのです。

BOSSの製品は改良を加え品番が2、3と番号が変わっていくのが定番ですが、CH-1は発売以来、変わっていません。これは「もう改良の必要なし」とBOSSが判断していると思って良いでしょうから、自信のほどが伺えます。

目次

BOSS/CH-1の音質や特徴

コントロール部

4つのツマミで構成されています。

E.LEVEL 原音とエフェクト音の調整ができます。

EQ エフェクトの音色の調整ができます。

RATE コーラスの揺れのスピードの調整ができます。

DEPTH コーラスの揺れの深さの調整ができます。

高音域にかかるシャープなコーラス

当たり障りのない地味なサウンドが個性であり、ロングセラーの理由だと思うのですが、高音域にまでシャープにかかるコーラスサウンドはCH-1の最大の特徴です。

完成度の高い安定したコーラスサウンド

CH-1はスタンダードが持ち味のエフェクターですので「飛び道具」として使う事を考えるより、クリーンサウンドに付け加える事を念頭に置いて、安定したコーラス効果を得られるようにセッティングするのが良いと思います。

モノラルインのステレオアウト

インプットはモノラルですが、アウトプットがステレオです。ステレオで使用しますと完成度の高いCH-1のコーラスサウンドがより一層味わえます。

BOSS/CH-1のデメリット

デメリット1 レトロな音は苦手

80年代後半に発売されたCH-1は時代のニーズに応える形で誕生しました。したがってレトロな音は苦手といいますか、作れないと思います。温かみのあるレトロサウンドを求める方はCEシリーズをお勧めします。

デメリット2 いつの間にかデジタル化

デメリットと言うほどではありませんが、いつの間にかアナウンスされることもなく、アナログからデジタル化されています。使用していた一部の部品が高騰してしまい、コスト削減のためにデジタルで再構築されたとの理由の様ですが、音に特別な変わりがないからこそ、商品名も変えずにアナウンスもなしでの使用変更なのでしょうね。

BOSS/CH-1のラベルの違い

いつの間にかデジタル化されてしまっているCH-1ですが、見分けは裏のラベルで容易にできます

ピンクラベル

ピンクラベルはアナログ使用です。初期型に採用されています。

青ラベルの概要

青ラベルもアナログ使用ですが、一部デジタルも混在しているという噂です。

アナログかデジタルか拘る方は、中古で購入の場合に青ラベルでしたら、中身を確認する必要があると思います。

黒ラベル

黒ラベルはデジタル仕様です。たまに灰色っぽいのもありますが、それもデジタル仕様です。

サウンドの違い

アナログの方は温かみがあり太い印象で、デジタルはオン、オフの音量変化もなく、ノイズも軽減され澄んでいる音の印象です。ですが、音を交互に出され「どっち?」みたいな状況でない限り音の違いは分からないと思います。

BOSS/CH-1の使い方やセッティング、音作りのコツ

王道クリーンサウンド

今となってはCH-1の方がBOSSのコーラスのイメージとなってしまった様に思います。E.LEVELはどんなセッティングでも、高めの使用を基本としてよいと思います。RATEを遅く設定してDEPTHを深めにしてEQは高音を強調しましょう。王道クリーンサウンドの出来上がりです。接続などがひと手間かかりますが、是非ともステレオ接続でお試し頂きたく思います。

ザック・ワイルド風の音作り

歪みに薄っすらとかけてコード感を強調するセッティングです。ザックは曲中にオン、オフを繰り返します。直感的に使っている様ですが、基本オンのままが多いです。歪エフェクターの後に繋ぎ、E.LEVELはセンター、EQとRATEとDEPTHは1時ぐらいです。もっと薄目かと思っていましたが、ザックの歪みは基本アンプからの強力なものですから、これぐらいでちょうどいいように思います。

BOSS/CH-1を使用しているアーティスト

イングヴェイ・マルムスティーン、マイケル・シェンカー、ザック・ワイルドと有名人気ギターリストの使用で知られています。特にザック・ワイルドは歪と上手くブレンドさせ、かけっぱなしで使っているので、CH-1の名を世界に広めました。

BOSS/CH-1とCE-5との違い

CH-1と同時期に発売されたCE-5は何かと比較対象とされています。歴代のCEシリーズの最新モデルCE-5が正当後継者という認識が今でも強いようです。

レトロな良い意味で大雑把な音はCH-1には出せませんが、カッティングなどでも、ぼやけないシャープな音は得意です。適当なセッティングでも、それなりに鳴ってしまうCH-1は初心者の方にはお勧めです。

後の違いはEQい(イコライザー)が違います。

CE-5はHIGHとLOWで別々に調整できるのに対し、CH-1はTONEはひとまとめになっています。

CE-5のEQは効きが良いと評判ですし、EQはCE-5の方が優れていますね。

  • CH-1は初心者にもおすすめ
  • イコライザーの効きや調整はCE-5に軍配が上がる

BOSS/CH-1を実際に使った感想

ライブでの使用は結構深めでクリーンに使うのが主体というかオンリーですね。

使い方をすると綺麗に広がり、高音域にまでいきわたるコーラスサウンドはCH-1ならではです。E.LEVELだけを少しさげてクランチでのカッティングも気持ちがいいです。良い意味で行儀よくかかってくれますので様々な場面に対応してくれます。

BOSS/CH-1はこんな人におすすめ

初めてコーラスを買う方にはCH-1がお勧めです。この音を軸にして自分の音を探していくのが良いと思うからです。十分に考えられるのですが、最初で完結となってしまうかもしれません。

ザック・ワイルドのファンの方は迷わず購入でしょうね。歪と絡ませる時にCH-1はハムバッカーとの相性が良いと思います。シングルですと、出すぎてしまう印象ですが、ハムだと抜けの良さうまく調和されて良い感じの音となります。逆にCEシリーズですと、ハムではぼやけすぎて効果が分からなくなってしまいます。ザックの使用しているギターは、ほとんどハムバッカーが付いていますので、CH-1を選んだのはうなずけますよね。

無個性のコーラス。なんて言われていますCH-1ですが、考えようによっては、色を付けていくのは弾き手の感性ということになります。CH-1をどんなふうに彩るか、それは自由で無限大なのです。

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