TC ELECTRONIC/Helix Phaserのレビュー!使い方や特徴、音作りのコツ

TC ELECTRONIC/Helix Phaserのレビュー!使い方や特徴、音作りのコツ

この記事ではTC ELECTRONICのHelix Phaserの詳しいレビューをしています。

実際に使ってみての効果的な使い方や特筆すべき特徴、音作りのコツを紹介しています。

目次

Helix Phaserとは?

痒いところに手が届く機能や、ダウンロードによるアップデートなどが素晴らしいエフェクターメーカー「TC ELECTRONIC」から発売されている「Helix Phaser」は螺旋の名の通り「グルグル」と揺れるフェイザーです。エレキギターの歴史と共に歩んできたエフェクター「フェイザー」は沢山のギタリスト達のサウンドの味付けに使われ、曲の印象を決定づけるアイテムになってきました。4つのコントロールノブを調整することにより、ヴィンテージトーンからモダントーンまで網羅するTC ELECTRONICらしいフェイザー「Helix Phaser」はコスパと性能を両立した素晴らしいエフェクターです。

TC ELECTRONIC/Helix Phaserの音質や特徴

特徴1 コントロール部

■ DEPTH
揺れの深さを調整できます。
■ MIX
原音とエフェクト音のバランスを調整できます。
■ SPEED
揺れのスピードを調整できます。
■ FEEDBACK
エフェクト音の鳴りの大きさを調整できます。

三段階切り替えのトルグスイッチが付いています
■ Vintage
ヴィンテージフェイズのシュミレートモードです。他のモードより音が太いです。
■ Tone Print
パソコンやスマホに繋ぐことでオリジナルのパラメーターを作ることができます。また、世界中のギタリスト達がプリセットしたパラメーターをダウンロードして取り込むことができ、かなりディープな音作りが可能となっています。
■ Smooth
すっきりとした透明感のあるフェイズサウンドです。クリーントーンのアルペジオに向いています。

特徴2 トゥルーバイパスとバッファードバイパスが切り替え可能

前後に繋ぐエフェクターや用途に合わせてトゥルーバイパスとバッファードバイパスが切り替えれるようになっています。TCのバッファーの音がお好きという方は、チューナーの後などに繋ぎますと後段にあるエフェクターでの音の劣化を抑えられます。他にバッファーを繋いでる方やエフェクターの数が少ない方は、トゥルーバイパスにして音の変化や劣化の全くないクリアサウンドをアンプまで送りましょう。

特徴3 ステレオ入力/ステレオ出力

ステレオ入力/ステレオ出力対応ですのでキーボードにも繋げますね。シンセでしたら必要ないかもしれませんが、単体の「エレクトリック・ピアノ」や「クラビノーバ」などですと活躍してくれそうです。

特徴4 複数のコントロールノブ

MXRの「Phase90」やエレハモの「Small Stone」などが定番王道フェイザーとして君臨し続けていますが、たった一つのコントロールノブでシンプル極まりない操作しか出来ません。それを不満に思う方も少なくはないと思います。細かいセッティングをしたい方は迷わずHelix Phaserを選んで良いのではないでしょうか。Tone Printモードで更なる音作りの追い込みもできますしね。

特徴5 アナログ・ドライスルー設計

Helix Phaserはデジタルエフェクターですが、原音はデジタル変換せずに出力されます。これによる遅延の心配もなく高音質でアナログライクなフェイズサウンドが得られます。

TC ELECTRONIC/Helix Phaserのデメリット

デメリット1 多機能で高音質

色々なトーンが作れ、ほぼ無限にあるプリセットがダウンロードできて高音質。フェイザーと言えば「MXR Phase90」のアナログ派の方々から「操作が面倒くさいんだろう」「必要ない」の声が聞こえてきそうです。実際に触っていただけると一番良いのですが、普通に直感的に操作出来ます。せっかくギターを弾いているのですから面倒くさがらずにTone Printモードの素晴らしさを知って欲しいのですけど。。。

Helix Phaserの使い方や音作りのコツ

使い方1 あまり主張させないセッティング

フェイザーのうねりが気持ちよくて、アドリブプレイが冴えわたったという経験をしたことがあるギタリストは少なくないと思います。フェイザーの揺れって癖になりインスピレーションを掻き立ててくれる魔法がありますよね。主張はしてないんだけど何かうねっているというセッティングにしてみましょう。モードはSmoothで全てのコントロールを薄目のかけっぱなしでソロを弾きまくりましょう。

使い方2 スライドプレイ

Helix Phaserのセッティングはとりあえず適当でよいですから、指にスライドバーをはめてスライドプレイをやってみてください。どうですか、スライドでサスティーンを保ちつつ音程が変わっていく音にフェイズサウンドが絡みついて良い感じになるでしょ。基本緩めが良さそうですが曲調によってセッティングし直してみて下さい。

使い方3 ベースでの使用

ベーシストもフェイズサウンドが大好きな方が多いです。Phase90Small Stoneではトーンが固定されているために「もっさり」した音にしかなりませんが、Helix Phaserにはよく効くトーンが付いていますので、ベースの大事な音の芯を残しながら問題なくお好みのトーンが作れます。

TC ELECTRONIC/Helix Phaserと似ている機材と比較

ibanez MINI Phaser Pedalとの比較

足元をさらにコンパクトにしたいという要望に応え各メーカー「ミニペダル化」を進めていますが、特にibanezはほとんどのモデルをミニペダル化しそうな勢いです。このibanez MINI Phaser Pedalも通常サイズのフェイザーを小さくしたものらしいです。音の方はアナログ回路ですが、Helix PhaserのSmoothモードだけを抜き出したような印象でした。もちろんモード変更は付いてませんので音色はひとつだけです。

DigiTech XHP Hyper Stereo Phaser Pedalとの比較

入力はモノラルのみですが出力がステレオ対応となっている「DgiTech XHP Hyper Stereo Phaser Pedal」も大体Helix Phaserと同価格帯のフェイザーです。特徴として7つのデフォルトのエフェクトが設定されていて変えられます。「トリガーフェイザー」や「ステップフェイザー」など飛び道具的な音が得意なようです。音質の方は「シャラーン」とした明るく軽い印象です。トーンが付いていればなと思いました。

TC ELECTRONIC/Helix Phaserを使った感想

何と言っても「Tone Print」機能でしょう。このサービスは本当に素晴らしいですよね。この機能だけでも買う価値がありますし、お値段安すぎだと思います。スマホで音を選びギターのピックアップにかざすとエフェクターにメモリーされるなんて、いったい誰が考えたのでしょうか。画期的すぎますよね。比較対象を色々と出してきましたが、ほとんどの事がこれ一台で大丈夫です。

TC ELECTRONIC/Helix Phaserはこんな人におすすめ

■ ベースに合うフェイザーを探している
■ Phase90などのオーソドックスな音に飽きてしまった。
■ 人は違うフェイズサウンドが出したい。
■ 揺れ系探しの旅を終了させたい。

今現在コンパクトエフェクターでのフェイザーは「Helix Phaser」で完了しそうな勢いの出来の良さとコスパの良さです。これから先、「進化するとしたらどんな風になるのだろう」と考えても思い浮かびません。「Helix Phaser」は掛りが良く沢山の音が簡単に手に入るフェイザーです。

TC ELECTRONIC/Helix Phaserのレビュー!使い方や特徴、音作りのコツ

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