BOSS/OD-1Xのレビュー!音質の特徴や何がどう違うの?

OD-1Xとは

オーバードライブという名を世界に知らしめ定着させた「BOSS OD-1」が1977年に発売されて以来、時代に合わせての合わせてのモデル・チェンジも数回ありましたが、伝統を守り続けて来ました。

2014年に発売されました「BOSS OD-1X」は、37年間培われたノウハウを詰め込んだ、次世代の定番モデルとなるべくして登場いたしました。BOSS独自の多次元的信号処理技術「MDP」と一聴しても分からない新技術が搭載されていますが、使ってみると「これの事かな」と妙に納得する瞬間があります。

OD-1Xの登場と成功で、これから歪みコンパクトエフェクターも、どんどんデジタル化されていくのでしょうね。

BOSSのお得なマルチオーバードライブ

目次

BOSS/OD-1Xの音質や特徴、ココがすごい

コントロール部

LEVEL 音量を調整できます。

LOW 低音の音色を調整できます。

HIGH 高音の音色を調整できます。

DRIVE 歪みの量を調整できます。

デジタル回路によるローノイズ

レベルとドライブともに12時のフラットですと、ほとんど気になりません。さすがにフルですと「サー」「ジー」と鳴っていますが、今までの機種と比べると、かなりのローノイズ設計です。アンプとの兼ね合いもありますが、クリーンの状態からの使用でしたら2時ぐらいまで上げても、ストラトキャスターのシングルコイルでも許せる許容範囲でした。

また、バイパス時のバッファー通過音もデジタル化によってかなり良くなった様に思えます。

激しくドライブ

個人的には、ODシリーズはチューブアンプをプッシュする時に、最も実力を発揮すると思っていましたが、今作は単体使用でアンプはクリーン設定でもかなり激しく歪みを得る事ができます。歪ませていっても音が潰れてしまい飽和状態にはならずに、ツマミを振り切るまで音抜けの良い歪みを維持してくれます。

また、レベルのアウトプット・レベルが非常に高いのでパワーのないアンプでもグッと音量が稼げます。

HIGHとLOWの2つのトーン

意外とここに最大の特徴があるのではないか。と思っています。両方ともよく効きますので、様々な場面に対応できそうです。とりあえず12時の方向で、すでにいい音出ますが、そこから徐々に好みの音にしていくというやり方ですね。分かりやすい効き方をしますので、今まで音作りが苦手だった人も、ぜひ取り組んでみて欲しいです。

今までのODシリーズにはない太く輪郭のある音が、重なる音の少ないスリーピースのバンドでもギターの存在感が増しそうです。

スリープ・モード

デジタル回路ですので回路保護のために「スリープ・モード」なる機能が搭載されています。電源オンにしてもしばらく音が出ないという事ですが、気になるほどの事ではありません。

BOSS/OD-1Xのデメリット

電池の消費が激しい

デジタルですので電池の消費激しいです。素直にパワーサプライやアダプターで使いましょう。やむを得ず電池駆動を強いられる場合は、アルカリ乾電池をライブ前に入れて使いましょう。

カタログですと、アルカリ電池で約9時間、マンガン電池で約2.5時間となっています。

高値

これはデメリットなのかどうかわかりませんが、BOSSの他のオーバードライブが、ほぼ一万円以内で買えることからOD-1Xは高いと言われています。ですが、機能と価値を考えますと妥当なお値段だと思います。

BOSS/OD-1Xの使い方やセッティング、音作りのコツなど

プリアンプのイメージで使う

常にオンにしてアンプのツマミが増えたイメージでプリアンプとして使うのも良い感じです。各アンプとの兼ね合いもありますが、OD-1Xは本当に、どんなアンプにもすんなりと馴染んでくれて使いやすいです。

個人的には少し歪みを強めにしておいて、手元のボリュームで歪みをコントロールというのがお勧めです。

王道ブースターとして

OD-1Xをブースターとして使うのは王道かつ最強。

マーシャルアンプなどのソロ時のプッシュには、もちろんもってこいです。音量が上がりグッと少しコンプがかかったような引き締まった音になるので、ODシリーズの王道の使い方ですね。今作は今までの物と比べますと、引き締まり方が増している様に思います。

他のエフェクターとの併用

他の歪み系のエフェクターとも馴染みます。OD-1Xをメイン歪みにしても良し、ブースターにしても良しですが、綺麗にまんべんなく歪むOD-1Xをメインにして、程度の良い他のブースターをプッシュ用にするのがお勧めです。

BOSS/OD-1Xと似ている同価格帯の機材と比較した場合の感想

同メーカーですが、同時期に発売された「BOSS DS-1X」が歴史的名作と言われ、その陰に隠れてしまった印象のOD-1Xです。ですが、簡単に考えて、ディストーション派の方はDS-1X、オーバードライブ派の方はOD-1Xという選択で良いと思います。

BOSS DS-1Xのレビューはコチラ

ローゲインでの使用はOD-1Xにしか出せないものを持っていますし、歪みの方も今作は、かなりハイゲインになっています。SD-1Xよりは若干弱めですがダイレクト感のある綺麗な歪みです。ですので、お得感は本記事のOD-1Xの方がある様に思います。

BOSS/OD-1Xを実際に使った感想

「知らないうちにメインの歪みになってた」という声をよく聞きます。デジタルだと敬遠して試奏するのが遅れてしまったのがもったいなく思います。

私も初めて買った歪みエフェクターはODシリーズですが、最近では全然使わなくなっていました。

ですが、OD-1Xを繋いで弾いた瞬間ニヤリと微笑んでいる自分に気がつきました。

PAシステムの発達で大音量のアンプがあまり必要ではなくなった今、どんな環境でも欲しいゲインを作り出してくれる、新たなる定番歪みエフェクターとしてOD-1Xを意識して使っている自分がいます。

SD-1からグレードアップするなら確実にBOSSのOD-1Xしかないでしょう。

BOSS/OD-1Xはこんな人におすすめ

BOSSのオーバードライブ入門機はSD-1だというから、試奏してみたけどイマイチだったんだよな。

良い音のためなら値段はそんなに気にならない。

Roland JC-120で真空管アンプの様な音が出したい。

こんな風に思っている方にはOD-1Xをお勧めいたします。なぜならば、そのお悩みを解決し、ご要望にお応えするからです。いつの間にかに皆様のエフェクターボードにOD-1Xは鎮座している事でしょう。

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