BOSS/OD-200 Hybrid Overdriveのレビュー!その使い方とは

OD-200とは、BOSSから発売された次世代型オーバードライブエフェクターです。

BOSSの持つオーバードライブのノウハウや最新技術が全て合わさって完成した、まさにBOSSオーバードライブの集大成ともいえるエフェクターとなっています。

超高音質処理、アナログ/デジタルのハイブリッド回路、メモリー機能、MIDI接続対応といった今までのオーバードライブエフェクターでは考えられなかった機能が数多く搭載されているのです。

さらに、機能だけでなく、ヴィンテージのオーバードライブやモダンなディストーション、さらにはファズといったありとあらゆるドライブ・モードを内蔵し、歪みマニアにとっても納得のいく仕様となっています。

そんなOD-200を、今回はより詳しく紹介していきたいと思います。

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目次

BOSS/OD-200のスペック

商品名OD-200
メーカーBOSS
価格25,000円~
概要ハイブリッドオーバードライブ
特徴実践で使えるサウンド
価格は変動します。

最安値保証のサウンドハウスがお得!

  • 聴き馴染みのある万能なサウンド
  • 直列接続/並列接続の選択可能
  • アナログ/デジタルのハイブリッド回路
  • 高音質で「使える」サウンド
  • 歪みマニアにとっても納得のいく仕様
大手通販で購入

BOSS/OD-200 Hybrid Overdriveの音質や特徴

多彩なドライブモード

パッと見OD-1を彷彿とさせる可愛らしい見た目のOD-200ですが、出せるサウンドはOD-1のようなオーバードライブサウンドだけにとどまりません。

OD-200には計12種類もののドライブモードを内蔵。

• Overdrive:非対称クリッピング回路を採用したマイルドなオーバードライブ

• Blues:ピッキング・ニュアンスを忠実に再現するワイドレンジなオーバードライブ

• Scream:中域がフォーカスされたスムーズなオーバードライブ

• CNTR OD:KLON CENTAURのサウンドをモデリングしたマイルドなオーバードライブ

• X-Drive:MDPにより各音域で最適な歪みが得られるオーバードライブ

• Dist:幅広い音楽ジャンルに対応できるオーソドックスなディストーション

• X-Dist:MDPにより各音域で最適な歪みが得られるディストーション

• Stack Drive:クランチ~ハイゲインまで多彩な歪みが得られるブリティッシュ・スタック・アンプ・サウンド

• Fat Dist:太くタイトな歪みが得られるディストーション

• Brown:ロック黎明期のブリティッシュ・スタック・アンプにインスパイアされたハイゲインでエッジの効いたリード・サウンド

• X-Metal:MDPにより深い歪みでも音の輪郭や明瞭度を損なわない、ワイドレンジなモダン・サウンド

• Fuzz:太く温かみのあるトーンと充実したサステインを備えた豪快なファズ・サウンド

https://www.boss.info/jp/products/od-200/

上の表を見てもらえたら分かる通り、オーバードライブといってもモダンなオーバードライブやKLONのケンタウロスのようなヴィンテージオーバードライブととにかく歪みの種類が多種多様です。

また、「OD」という名を冠しながらも、ディストーションとファズまであります。

しかも、それだけではありません。

なんとこの12種類のドライブ・モードとはまた別に、15種類のブースターまで搭載されているのです。

さらに、ドライブ・モードとこれらのブースターを直列接続するか並列接続するかを選択することが可能。

たとえば、直列接続でオーバードライブの前にブースターを置いて歪みをブーストさせる、オーバードライブの後ろにブースターを置いて音量をブーストさせるといった一般的な使い方はもちろんのこと、オーバードライブとブースターを並列接続し、直列接続とは違った独特の混ざり方にさせることもできます。

ブースター、オーバードライブ、ディストーション、ファズの全てが揃いなおかつ種類が多種多様、そして接続順や接続方法までカスタマイズできる。

これならもうOD-200だけで歪み全てを完成させることだって可能でしょう。

高音質で「使える」サウンド

ここまで多くのドライブ・モード、ブースターがあっても音が悪ければ全く意味がありません。

しかし、OD-200はとにかく「使える」サウンドです。

まずOD-200のサウンドを聴いて感じられるのは、その音質の高さ。

OD-200では96kHzのサンプリング・レートと32bit float演算処理による超高音質を実現。

これによってマルチエフェクターの歪みなどによくあるブチブチとした感じはなく、大変聴きやすいサウンドとなっています。

また、回路はアナログ/デジタル両方の処理が行われるハイブリッド回路となっています。

アナログの特性を活かしつつデジタルの特性を活かし、ヴィンテージ系からモダン系まで幅広い歪みをつくれるのです。

さらに、歪みの音質の高さだけではなくノイズの処理にもこだわりが見られます。

このOD-200には新型のゲートセクションが搭載されており、ノイズを徹底的に除去し歪みをより一層クリアにしてくれます。

「それって普通のノイズゲートと同じじゃない?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、OD-200のゲートセクションはノイズのリダクションだけでなく、歪みに合わせたコンプレッションの設定も可能なのです。

例えば、Djentといったジャンルでディストーションサウンドをリズム良く刻むときに、ゲートセクションでサウンドをよりタイトにしてキレを持たせるといった使い方ができます。

このように、OD-200のゲートセクションはノイズを除去するだけにとどまらず、音楽シーンに合わせてサウンドを最適化することもできるのです。

充実した機能

OD-200は、機能面でも充実しています。

まず本体正面の2つのフットスイッチがなかなか便利です。

この2つのフットスイッチを使えばメモリーの保存/呼び出しをパパッとできます。

また、フットスイッチに何の機能を割り当てるかを自分で決められるのはOD-200の強み。

例えば、左のフットスイッチをドライブ・モード、ブースターのオン/オフのスイッチに設定したり、パッチ変更を行うスイッチに設定したりとユーザーの「すぐにこれを使いたい」という要望に応えてくれます。

さらに、LOW・MIDDLE・HIGHのノブやLEDディスプレイなどによって、パッと見てすぐにセッティングができる直感的な操作感もOD-200の特徴の1つです。

カンタン操作で歪みのセッティングができるのは嬉しい限りです。

また、それでもまだ物足りないなと感じたら、外部フットスイッチを接続してフットスイッチの数を増やしたり、MIDI機器を接続して外部機器でOD-200を操作するといったことだって可能です。

とにかくユーザー目線に合わせて作られたエフェクターだという感じがします。

BOSS/OD-200 Hybrid Overdriveのここがデメリット

ディストーションがややデジタルっぽい

あくまで個人的な印象ですが、ディストーションには多少デジタル感があります。

中音域が団子のようになっているデジタル特有の癖があるように感じられました。

そのため、OD-200にアナログらしいディストーションを求める方は少し注意が必要かと思います。

しかし、「デジタル=悪い音」「アナログ=良い音」とは私は思いません。

OD-200のディストーションは確かにデジタルっぽいですが、かといって使えない音ではありません。

むしろ「使える」音だと思います。

高音質処理やハイブリッド回路のおかげで聴いていても全く不快感はなく、聴き取りやすいサウンドであるように感じました。

アナログ信者の方にはあまり受け入れられにくいディストーションサウンドかもしれませんが、そうでもなければそこまで気にする必要はないのではないかと思います。

MIDI端子が小さい

OD-200に搭載されているMIDI端子は、通常のMIDI端子よりも小さいステレオ・ミニ・ジャックタイプとなっています。

そのため、OD-200とその他MIDI外部機器に接続するためには<MIDI端子←→ステレオミニ端子>の特殊なケーブルが必要になります。

また、そのケーブルは別売なので注意。

BOSSからはBMIDI-5-35という名前でこのケーブルが販売されているので、MIDI機器の接続を考えてる方は要チェックでしょう。

BOSS/OD-200 Hybrid Overdriveの使い方や音作りのコツなど

コピーバンドに

OD-200には数多くのドライブ・モードとブースターがあり、多彩な歪みサウンドを生み出すことができます。

なので、コピーバンドを掛け持ちしていたり他バンドのサポートギタリストとして入ることが多いといったときに、その曲に合った歪みの引き出しが多いので便利です。

「コンパクトエフェクターだけじゃ対応しきれない!」「でもマルチエフェクターの歪みは音が悪い!」なんて時にOD-200一台あると助かります。

歪みで困ったらこれ一つで問題ないでしょう。

ギターソロに

OD-200のブースターは使いやすいものが多く、またドライブ・モードと併用できるのでギターソロ時には大変使えます。

例えば、ドンシャリなメタルディストーションで弾いていて急にギターソロがきた時、ドンシャリなままではソロは全く抜けてきません。

そんな時に、中音域が強く出るブースターをオンにしてアンサンブル内でも抜ける音にするという風に使えます。

ブースターはメタルに限らず、様々なジャンルのギターソロで使えます。

歪みが少し物足りないなと感じたら、積極的にブースターを使っていきましょう。

メタルゾーンのレビューはコチラ

BOSS/OD-200 Hybrid Overdriveを実際に使った感想

特に、オーバードライブのサウンドが素晴らしく感じました。

BOSSらしいどのジャンルの曲にも合うオーバードライブで聴いていて心地いいです。

しかも、デジタル感もほぼなく、まるで本物のアナログエフェクターの歪みのような感触を感じられました。

個人的には、OD-200のオーバードライブ類は個性的というよりも聴き馴染みのある万能なサウンドだと思います。

とりあえずいい音のオーバードライブが欲しいなら、OD-200がピッタリでしょう。

また、これだけ歪みの種類があるので試しにベースで使ってみるのもいいかもしれません。

BOSS/OD-200 Hybrid Overdriveはこんな人におすすめ

OD-200は、

  • いろんな種類の「使える」歪みが欲しい方
  • 初めてオーバードライブを買うという方
  • アナログのような感触のオーバードライブを求めている方

に特に向いているように感じました。

ここまで魅力的なオーバードライブエフェクターを作れたのも長年オーバードライブを扱ってきたBOSSだからこそではないでしょうか。

どれもクオリティが高く実用性も高い歪みで、さまざまなシチュエーションに合わせた使い方のできるオーバードライブエフェクターだなと思います。

みなさんも是非、OD-200の完成度の高さを実感してみてください。

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