ZOOM/MS-60Bのレビュー!セッティングや音作りのコツ、使い方を解説

ZOOM/MS-60Bのレビュー!セッティングや音作りのコツ、使い方を解説

ZOOM/MS-60Bとは?

ZOOM・MS-60Bはベース用のマルチエフェクターです。

マルチエフェクターはサイズが大きいものが多いですが、MS-60Bはコンパクトエフェクターと同じサイズになっています。

そして、エフェクターのモデリングだけでなく、アンプモデリングされていて、MS-60B一つあればどんな場面にも対応できます。

また、MS-60Bはプリセットを50種類保存でき、エフェクトの設定を自動的に保存できるオートセーブ機能に加え、26個ものプリセットをペダルを踏むだけで順番に切り替わる機能が搭載されており、足元一つで音色を変えることができます

その他にも、クロマチック・チューナーやタップテンポにも対応していて、コンパクトエフェクターと同じサイズですが、十分な機能が搭載されています。

MS-60Bは今から5年以上前に販売されたマルチエフェクターですが現在でも根強い人気を誇っています。

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こんな人におすすめ

  • マルチの中でも特にコンパクト
  • モデリングは実機と比べても引けを取らない音質
  • ナチュナルセッティングから飛び道具まで
  • 電池以外にもアダプター、USB等様々な駆動
  • コスパ抜群
目次

ZOOM/MS-60Bの使用アーティスト

MS-60Bは初心者はもちろん、プロのベーシストの愛用者も多いです。

代表的なベーシストはテクニカルで多彩なスラップをする「IKUO」さん、「DaizyStripper」の「Rei」さんが使用されています。

ZOOM/MS-60Bの音質や特徴

MS-60Bはコンパクトなサイズだけでなく、音質も非常に良くコンパクトエフェクターと音色が変わらないぐらい、クオリティの高いマルチエフェクターです。

これからMS-60Bの魅力を紐解いていきたいと思います。

特徴1 コンパクトエフェクターと同じサイズ

やはりMS-60Bの一番の魅力はサイズにあります。

一般的なマルチエフェクターだと、サイズが大きいので持ち運びが億劫になりますが、MS-60Bだとコンパクトエフェクターと同じサイズで重量も軽いので、ベースケースに入れて簡単に持ち運べます。

特徴2 操作が簡単

MS-60Bはボタンが少なく、ディズプレイを見ながら直感的な操作ができるので、説明書を見なくても簡単に音作りができます。

また、エフェクターの接続順も簡単に変更でき、パッチの切り替えもプリセットを登録することでフットスイッチのオン・オフのみで切り替え可能です。

そのため、あらかじめプリセットを何種類か登録することで、ライブでも簡単に音色を変更できます。

特徴3 高いモデリング能力と豊富なエフェクト数

MS-60Bはエフェクターのモデリング能力が高く、実機と比べても引けを取れない音質です。

また、コンパクトなサイズにも関わらず142種類のエフェクトが使えて、最大で4つのエフェクトを同時に使用できて配列もMS-60B内でワンタッチで変更できます。

特徴4 アンプモデリングもされている

MS-60Bはエフェクターのモデリングだけでなく12種類のアンプヘッド・キャビネットもモデリングされているので、宅録など、ベースアンプがない状況でもアンプシミュレーターとして本格的にベースの音作りが可能です。

ベースアンプとキャビネットの組み合わせも自由に変えれるので、自分好みの音を細かく作り込むことができます。

特徴5 単三電池で駆動する

MS-60Bの電源はコンパクトエフェクターの用に9V電池でなく、コンビニでも売っている単三電池二本で駆動します。

駆動時間は7時間で、電池駆動以外に、ACアダプター、USBバスパワーにも対応しているので、スマホの充電器でも駆動します。

特徴6 アップデートされる

MS-60Bは2019年にファームウェアアップデートにより、「Ver.2.00」となりました。

今まではエフェクト数は58個と少なくはなかったのですが、ファームウェアアップデートにより、新たに84エフェクトが追加されました。

新品のMS-60bを購入すると、既に「Ver.2.00」となっていて、ファームウェアアップデートの必要はありません。

中古でMS-60bを購入されて、ファームウェアアップデートがされていない場合は、MS-60bをパソコンにUSB接続し、ZOOMのホームページから「Ver.2.00」をインストールができます。

これからも、MS-60bに新しくファームウェアアップデートがされる可能性があり、さらに幅広い音作りができるかもしれません。

ZOOM/MS-60Bのデメリット

MS-60Bの便利さと値段を考えると「多少のデメリット仕方ないのかな?」と感じます。

デメリット1 歪みはデジタルな音がする

ディストーションやファズなど「歪み」のモデリングはデジタル的な音がします。

「BOSS ODB-3」の実機とMS-60Bのモデリングを比べると「音の太さ・歪みの質」がかなり違います。

なので歪みの音作りを本格的に行う方は、コンパクトエフェクターを使用することをお勧めします。

また、ベースの原音と比べて、多少の音痩せは起きてしまうので、音質が気になる方はMS-60bでブースターやイコライザーをセッティングすると音痩せ対策になります。

デメリット2 エフェクターの切り替えがフットスイッチではできない

コンパクトなサイズが魅力のMS-60Bですが、コンパクトであるデメリットもあります。

それはエフェクターの切り替えが足元だけではできないことです。

MS-60Bは1のプリセットで4つのエフェクターを繋げることができますが、オン・オフの切り替えができるのは1つのエフェクターのみです。

なので、「2以上の音色の切り替えをしたい」と思ったら、プリセットを別に登録し「A→B→C」のようにプリセットをいちいち設定しないといけません。

また「BからAのプリセットに変更したい」場合は、Cのプリセットを必ず仲介することになるので、タイムリーな音色選びができません。

デメリット3 搭載機能が少ない

同じZOOM製品のベースマルチエフェクター「B3n・B1 Four」には「メトロノーム・ルーパー・ヘッドフォン入力・ドラムマシーン」などの練習に役に立つ機能が搭載されています。

しかし、MS-60Bにはそれらの機能はなく、あくまで「エフェクター」として使用することが目的となっています。

「家で効率よく練習したい」という方には練習に役立つ機能が搭載されている「B3n・B1 Four」をおすすめします。

ZOOM/MS-60Bの使い方や音作りのコツ

MS-60Bのオススメの使い方を紹介します。

使い方1 飛び道具として

MS-60Bを普段メインの音作りでは使わない「飛び道具」として使用している方が多いです。例えば、「空間系やフィルター系、オクターバー、ピッチシフター」などはベースでは使う場面は限られています。

そんなときにMS-60Bがあれば高い音質で簡単に対応できます。

使い方2 宅録で使用する

アンプモデリングされているので、アンプを通したときと同じような音作りが可能です。

なので、宅録の際にDTMで録音するとき、オーディオインターフェースのみで録音すると、「ライン音」のみとなりますが、MS-60Bのアンプシュミレーションを使うことで、アンプで鳴らした音を再現できるので、自分の理想とするベースサウンドが録音できます。

使い方3 ノイズゲートとして使う

ノイズゲートはベースのノイズをカットできるエフェクトです。

ベーシストの方にはあまり馴染みがないかもしれません。

歪みエフェクターを使うとノイズが増幅して、耳障りな音となりますが、ノイズゲートをオンにするだけで、ノイズがかなり軽減されます。

しかし、ノイズゲートの深く掛けすぎると「不自然にサスティーンが短くなる」といった現象が起きるので、掛け過ぎには注意しましょう。

使い方4 ピッチシフターで半音下げに

曲によって半下げや全音下げをする場合「チューニング」しないといけないですが、「ピッチシフター」のモデリングがあるので、チューニングする手間を省けます。

なのでライブで曲によってのチューニングを変えなくて済むので、スムーズに演奏ができます。

使い方5 セッションに持っていく

「メインのボードを持っているけど、簡単なセッションなどに持って行くときには重くてめ面倒くさい」という場合、MS-60Bで自分のボードとにたプリセットを用意しておくと簡易的に自分の音作りを再現できます。

また、MS-60B一つで機材を完結させることができるので、機材トラブルで準備にもたつくという心配もありません。

ZOOM/MS-60Bのおすすめセッティング

筆者がよく使っているオススメのセッティングを紹介します。

ナチュナルなセッティング

アンプをセティング→好きなエフェクター→好きなエフェクター→ノイズゲート(ZNR)

このセッティングが一番スタンダードです。

主に宅録で使用することを想定しており、一番前にアンプを置いて、最後にノイズゲート(ZNR)にしていただければあとは自分の好きなエフェクターをセッテイングしてください。

そして、自分の好きなエフェクターをオン・オフして使用します。

歌ものの曲で使うセッティング

ハートキー→サンズアンプ→クラフィックイコライザー→ZNR

このセッティングはベースをドンシャリにして「ベースの音が目立たない」ように音作りしています。

「ボーカルを引き立たせるためにベースを弾く」というときにオススメのセッティングです。

飛び道具サウンド

M−Filter→CE-Cho5→Pitch SHFT→ZNR

ベーシスト「サンダーキャット」のような「ベースじゃないサウンド」を出すことができます。

この様にMS-60Bならではの普段絶対使わないであろうサウンドも簡単に作れます。

MS-60Bを持っていれば「あのアーティストのような音作りをしたい」ということを再現することができます。

ZOOM/MS-60Bを実際に使った感想

MS-60B一つあれば何でもできるので、ベーシストなら持っていても損はありません。

ディレイやコーラスなど、ベーシストがあまり使わないエフェクターも沢山モデリングされているので、「バンドで急にコーラスが必要になった」などと言ったときにも対応可能です。

また、持ち運びが本当に楽なので、MS-60Bの音質が気に入れば、他のエフェクターは必要ないかもしれません。

ZOOM/MS-60Bはこんな人におすすめ

エフェクターを使ったことがない初心者の方は、実機を買う前のお試しで買うと良いかもしれません、実機なら、2万円以上するエフェクターでもMS-60Bは1万円以内で変えるのでお得です。

クオリティの高い音質や持ち運びの便利さを考えると、初心者のみならず上級者の方にもオススメできるエフェクターです。

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