BOSS/DS-1ディストーションをレビュー!音作りやセッティングのコツは?

エフェクターブランドBOSSのコンパクトエフェクターペダルの一つです。

BOSSのディストーションの記念すべき第一号として1978年に販売開始されました。

1989年に後継機のDS-2の発売により一度生産終了しますが、2001年、その人気により再び生産開始、販売されました。

2017年には40th記念限定モデルが出るなど、いまだ人気の衰えないディストーションエフェクターです。

間違えやすいエフェクター
目次

BOSS/DS-1ディストーションを使用している有名人

カート・コバーン(NIRVANA)

DS-1を使用していたアーティストの中で有名なのがNIRVANAのカート・コバーンですね。

インディーズアルバム「BLEACH」のレコーディング時の音作りの際に使用していましたが、その後DS-1は壊れてしまい後継機のDS-2を使っています。

エディ・ヴァン・ヘイレン

エディ・ヴァン・ヘイレンもDS-1を使用していたアーティストで、彼は自身のストラトキャスターを大改造してDS-1と組み合わせて使用していました。

BOSS/DS-1の音質や特徴

「ザ・ディストーション」というべき定番の機体!

DS-1を一言で例えるなら、多くの人がディストーションといえばこの音!と想像する音質。

DS-1は1978年に販売開始されその後のハードロック、メタルなどのジャンルの音楽に影響を与えました。

1978年発売のDS-1は後に発売されるBOSSのディストーションシリーズの基本になるエフェクターで、ディストーションエフェクターの中でも定番の機体です。

激しく歪むエフェクト

ディストーションのど真ん中。その音質は激しく、鋭く、尖った歪みが特徴です。

1977年、同じくBOSSのOD-1が発売された当時のギタリストたちはOD-1の歪みでは物足りなく満足できずにいました。

翌78年、発売されたBOSS/DS-1ディストーションの低域〜高音域まで満遍なく激しく歪む音質は多くのギタリストを満足させました。

今なお愛されるディストーションとなっています。

シンプルな機体設計

DSー1は機体上部の3つのコントロールノブ、TONE、LEVEL、DISTを操作することにより音作りしていきます。

  • TONE :音域調整、右に回すと高域が強調され、左に回せば低域が強調される。
  • LEVEL:エフェクトの音量調整、右回しで音量UP、左回しで音量DOWN。
  • DIST :歪みの効き具合を調整、右回しでより歪み、左回しで歪みを抑えられる。

大きめのコントロールノブは視覚性、操作性に優れ、とても使いやすいものになっています。

BOSSコンパクトエフェクターシリーズの特徴でもあるフットスイッチは、大きくて踏みやすくオン、オフの切り替えが確実にしやすい仕様になっています。

BOSS/DS-1に違いはある?

DS-1の日本製初期型

DS-1は89年に一度生産終了して、2001年に復活したことは前述しましたが、89年までに生産された日本製の初期型はコアなファンに人気があります

78年発売当時のDS-1は日本の工場で生産されていました。

その後86年に新しく台湾に工場を作り、徐々に生産を台湾に移したそうです。

現行品は台湾製。

現行品との違い(日本製の仕様)

  • フットスイッチ開閉部分のスクリューが銀ネジ
  • 正面ロゴのハイフンが少し長い(DSー1の部分)
  • ランプがON/OFF時だけ(フットスイッチを踏んだときだけ)点灯

BOSS/DS-1のここがデメリット

繊細な歪みには向いていない

クランチサウンドやジャズを奏でる時のような甘い繊細なサウンドにはDSー1は向いていません。

その場合は素直にオーバードライブ系のエフェクターを使用しましょう。

DS-1は軽い歪みサウンド作りをする目的で設計されていないので、BOSSエフェクターであればOD系列、BDー2なんかも良いでしょう。

初期型DS-1はプレミア

通常のDSー1の価格は6000円程度ですが、日本製初期型ですと1万円越え、中には2万円ほどするものも。
マニアの間では高値で取引されています。

「自分はもはやギタリストよりはコレクターの域に入っている」のであれば、手に入れてみるのも良いかもしれません。

BOSS/DS-1の音作りとセッティングのコツ

シンプルにDSー1のみで

「ギター」→「DSー1」→「アンプ」、のベーシックなつなぎ方は最もおすすめ。

このつなぎ方だと素直にDSー1のサウンドが楽しめます。

DSー1の音が大好き、あまりエフェクターをたくさんつなぎたくないという方におすすめです。

DSー1の前にオーバードライブ系のエフェクター

「ギター」→「OB系」→「DSー1」→アンプというつなぎ方。

このつなぎ方は中域〜高域を強調させアタック感を出させるためのセッティングです。

主にギターソロで使うことが多く、ここぞの時にリードギターの音を一歩前へ出させる効果が期待できます。

DSー1の後ろにブースター

「ギター」→「DSー1」→「ブースター」→アンプ。

音域に関係なく素直に音量をUPさせたい時に使うセッティング。

アンプのクリーンサウンドからエフェクターをONにした際の音痩せ対策で使えます。

BOSS/DS-1と似ているエフェクターの種類

BOSS/DS-1 40th

BOSSの40周年記念モデルとして2017年に限定発売された特別仕様のDSー1。

現行品との違いは本体カラーが黒、ロゴとノブキャップが金色に。
さらに初期型日本製と同様の銀ネジが付いて、パッケージは40周年の特別ロゴ入りになっています。

ちなみに音質は現行品と変わらず。

さすが特別仕様だけあり、いつものDSー1とは違うシックなカッコよさがあります。
BOSSファンなら一度は手にしてみたい特別仕様なDSー1ですね。

Analog Man(アナログマン) DS-1

Analog Man(アナログマン)によるDSー1のモディファイ品。

中の回路をアナログマン独自のパーツに変えています。
オリジナルのDSー1の特色は残しつつ、ノイズ軽減、音抜けの良さ、音の立ち上がりを向上させたハイエンド品です。

BOSS/DS-2

今回紹介したDSー1の後継機。

DSー1同様の3つのコントロールノブに加え、二つのディストーションサウンドを楽しめるturboモードを搭載しています。

こちらも長年ギタリスト達に愛されるエフェクターで、前述したカート・コバーン(NIRVANA)も使用していました。

BOSS/DS-1はこんな人におすすめ

ここまでDSー1を紹介してきましたが、最後にこんな人におすすめをさせていただこうと思います。

どのディストーションが良いかわからない!

やはり「王道」「定番」と言われてきたDSー1はディストーションを使ったことのない初心者向きのエフェクターでしょう。

様々なディストーションの基本にもできると思うので是非一度使ってみてはいかがでしょうか?

お金をかけられない

BOSS のDSー1は他のディストーションエフェクターと比べて安価で6000円程度で購入できます。

長年愛されてきたユーザーからの信用も高いのでその点でもおすすめです。

懐かしのディストーションが欲しい

78年発売のDSー1はディストーションの中でも歴史が長めのエフェクター。

今では様々なブランドのディストーションがありその音色も多彩ですが80年代、90年代初頭のバンドサウンドはDSー1を使用していたバンドも多く、その頃の音作りには向いていると思います。

BOSS/DS-1が進化したDS-1X ディストーション

比較的安価に購入できるBOSS/DS-1。その音質は定番中の定番。機能もシンプルで非常に使いやすいです。

しかしそんなシンプルなBOSS/DS-1に最先端技術を駆使し、BOSS/DS-1よりもさらに音質が明瞭になっているDS-1Xディストーションというものがあります。

こちらは値段がかなり上がってしまいますが、それだけ納得の音質と技術。

本記事で紹介したBOSS/DS-1と合わせてチェックしてみてください。

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